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(2022.6.28更新)
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照明を上手に使って、快適生活をしながら節電につなげたい。そのキーワードになるのが、「LED」。
ただ、まだまだ新しい光源なので選び方・使い方には注意が必要です。
LEDを上手に使うキーワード、「調色・調光」について解説いたします。

調色

快適生活のための上手な照明の使い方。2つめのキーワードは「調色」。
調色とは、光の色を変えること。

光の色の種類

①日中の太陽のように人を活動的にする白い光(昼光色・昼白色)

②夕陽のように人をくつろがせるオレンジがかった光(電球色)

照明の光には大きく分けて上の2種類があります。
これを、気分やシーンに合わせて変えることが、快適生活への第一歩。

リモコンひとつで光の色を変えられるシーリングライトが各社から発売されています。

LED電球でも、色を変えられるものがあります。

光の色の使い分け

そこで、理想的なのは、夜、夕食前の早い活動タイムには白い光で。夕食後のくつろぎタイムにはオレンジ色の光で過ごすのが理想。

今ある光を上手に使いたいなら、基本的に作業をする勉強部屋や書斎は白い光で。
くつろぎの空間・ベッドルームはオレンジがかった光を使うというのもひとつの目安。

また、暑くなる季節には「光の衣替え」もおススメ。
オレンジ色の光→白い光に変えるだけで、体感温度が1~2度変わることが分かっています。
つまり、調色は、節電にもつながるのです!!
着る物の衣替えと同様、光も衣替えをしましょう。
リビングなどの滞在時間が多い場所を白い光に変えると、暑苦しさが軽減され、涼やかな雰囲気になります。

ただし、やりすぎは禁物。白い光ばかりでは、休まらない場合があります。
スタンドなどでオレンジ色の光を残しておきましょう。
眠る直前は、オレンジ色の光の中で過ごすことが快適な睡眠につながりますので、基本的にはベッドルームはオレンジ色の光がおススメです。

調光

調光というのは、明るさを変えること
調光をかけるとチラツキが出る蛍光灯に比べ、LEDは調光が得意!スムーズに違和感なく明るさを変えられます。

メリット①

生体リズムにあった使い方をすれば、睡眠の質がよくなるなど、家族の健康につながる。

メリット②

省エネタイプとして注目されているLED。調光すれば、さらに省エネ!

上手な使い方

夕食前の早い時間

100%の明るさで活動的に生活

夕食時

ダイニングの明るさは100%にしてリビングの明かりを10%か0%に。
こうすることで、ご家族の意識がお食事や会話に集中しやすくなります。

夕食後のテレビタイム

ダイニングは0%か10%に。リビングも50〜80%の明るさに落として、雰囲気の良い空間でテレビを見ましょう。
だんだんカラダが睡眠モードになってきているので、明るさを落としても違和感がなく、リラックスできます。
もし、薄暗い中でのテレビ視聴が気になるなら、テレビの後ろの壁を照らすダウンライトや、テレビの近くの照明だけ明るくすれば、テレビ画面と暗い壁との明暗の差がなくなり、眼を痛めることもありません。

就寝30〜1時間前

ダイニングは0%に。リビングは10%〜20%の明るさで。
眠る直前まで強い光を浴びると、睡眠の質に関わるメラトニンというホルモンの分泌がおさえられてしまうというデータがあります。
つまり、眠る直前には柔らかい光の中で過ごせば、メラトニンがスムーズに分泌され深い眠りをとりやすくなりますので、睡眠の質がよくなります。
この時間は、明日の準備や歯磨きなどの就寝の準備行動がおススメです。
なかなか寝付かなかったお子さんも、スムーズに眠りやすくなります。

夜中

夜中にトイレで起きてしまうという人は多いはず。
問題は、その後にスムーズに眠りに戻れない人が多いということ。
そこで、夜中のトイレでは廊下もトイレも5〜10%の明るさで。
やわらかい光の中で起きてベッドに戻れば、スムーズに眠りに入れます。

どうしても、朝なかなか起きられないという人は、起床時にベッドルームを100%の明かりにすれば、体内時計がリセットされ、スムーズに起床できます。

すでに家に調光器がついている場合は、上手に活用しましょう。
ただし、LED電球は"調光器対応"と記載されているものを必ず使ってください。 
調光器能対応でないもので調光器に使うと、LED電球の寿命が極端に短くなったり、器具が破損する原因にもなります。

LED電球の「調色」「調光」機能を上手に使って、快適生活と節電の両方を実現しましょう。

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