家庭から排出されるCO2は、実は自動車が約3割を占めています。東海エリアで暮らす私たちにとっても
「自動車」は欠かせない存在。ついつい安易に自家用車に頼ってしまってはいませんか？
CO2排出量の削減に取り組む自動車の利用手段のひとつとして、「カーシェアリング」をご紹介します。
カーシェアリングとは、1台の自動車を複数の会員が共同で利用する新しい利用形態のことです。
車の維持費を複数の利用者で分担し、家計の負担を軽減できるとともに、利用時間に応じて料金を支払うことができる経済的なシステムです。
レンタカーよりも短い時間でも借りることができ、電話やインターネットの会員サイトで誰でも簡単に予約ができます。
カーシェアリングは、車の保有台数をおさえ、省エネやCO2排出削減につながる、かしこい車の使い方です。最近はEV車でのカーシェアリングなど、さらなるCO2排出量削減を見込める取組も始まっています。
カーシェアリングを利用することは、安易な車の利用を抑え、公共交通機関・カーシェアリング・自転車や徒歩を上手に使い分け、組み合わせて、日々の「移動」全体のCO2排出量を削減することにつながります。例えばドイツでは、実際に自家用車の所有からカーシェアリングの利用へ移行することで、「移動」におけるCO2排出量を約40～50％も削減したとの報告もあります。
（出典：mo ses Environmental assessment，D6.2 v.1.2 January 24, 2005）
また、HV車やEV車など、環境への負担が少ない車を選んでカーシェアリングを利用すれば、ますますCO2排出の少ない、環境に優しい「移動」が実現可能となります。
スマートムーブ宣言をして、是非カーシェアリングを体験してみてください。
