2017.3.27

冬の風物詩“御神渡り”が幻に!?変わりゆく諏訪湖の自然

冬の風物詩“御神渡り”が幻に!?変わりゆく諏訪湖の自然

・諏訪湖で氷がせりあがる自然現象、“御神渡り”がだんだん見られなくなっている。
・1980年代に比べ、2010年代は平均気温が上がり、全面結氷がしにくくい気候に変わった。
・1月に全面結氷したが、雨の影響によって4年ぶりの“御神渡り”を見ることができなかった。

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諏訪湖の冬の風物詩となっている“御神渡り”は湖面が全面結氷し、寒暖の差で氷が膨張と収縮を繰り返して氷がせりあがることで起こる現象です。
今、この“御神渡り”にも危機が迫っているといわれています。
“御神渡り”の出現回数は、1980年代は7回観測されましたが、それ以降は減少、直近では2013年が最後となっています。
また、2017年も諏訪湖は1月下旬に全面結氷しましたが、1月30日の雨によって氷が岸から離れてしまい、4年ぶりの“御神渡り”を見ることができませんでした。
“御神渡り”ができる前の1週間位は、-10℃前後の低温が必要ですが、諏訪市の平均気温が上昇していることで、諏訪湖が結氷しにくくなっていると考えられます。
“御神渡り”が見られなくなることによって、信濃の人々の心の中から“御神渡り”への関心がうすれていってしまうかもしれません。

https://www.youtube.com/watch?v=26hoUmIwOS4

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