2017.3.9

溶け始めた氷河が伝える、地球温暖化への警鐘

溶け始めた氷河が伝える、地球温暖化への警鐘

・2016年の冬は立山連峰に雪が少なく、夏の間に雪が溶け、大きな穴が開き、古い氷が出現した。
・千数百年ほど前の氷の状態から、長期的な気候変動が雪に与える影響などの分析が進められている。
・2030年の最大積雪量は50㎝~1m減少すると予測されており、生態系への影響も懸念されている。

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国内で唯一、氷河のある立山連峰。
2016年は冬の雪が少なかったため、夏の間に一気に雪が溶け、古い氷が出現しました。
雪溶け水が流れ込み、氷体にあいた大きな穴は「ムーラン」と呼ばれ、底にある氷は千数百年前の雪からできたものではないかと推定されます。氷の中の空気や有機物を分析すれば当時の環境が分かるとされ、長期的な気候変動が雪に与える影響などの分析が進められています。
また、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」の壁の高さは13mとなり、この10年では最も低くなっていることが分かりました。
富山県立山カルデラ砂防博物館 飯田 肇学芸課長も『地球温暖化が影響しているのでは』と指摘しています。
最新の県内の積雪量予測では、2030年の山岳地帯の最大積雪量は50㎝~1m減少するとされており、高山植物や動物など、生態系への影響も懸念されています。

https://www.youtube.com/watch?v=QSt5kThKKFk

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