2017.3.9

国の天然記念物ライチョウを追い詰める動物の正体は?

国の天然記念物ライチョウを追い詰める動物の正体は?

・高山帯に生息するニホンライチョウに、シカやイノシシが及ぼす影響が懸念されている。
・積雪量が減少傾向になり、シカやイノシシが生息域を高山帯へと広げていることが判明。
・ライチョウの餌の高山植物を食い荒らすため、ライチョウに影響が出る前に対策を講じることが求められる

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国の天然記念物ライチョウ。
北アルプスや南アルプスなどの高山帯にのみ生息しており、国内全体では約1500羽生息していると推定されます。
しかし、今、ライチョウが危険にさらされています。
近年の暖冬により積雪量が減り、ハンターも減少したことで、富山に居なかったシカやイノシシが高山帯に侵入する可能性があるかもしれないのです。大型動物はライチョウの餌や住みかとなる高山植物を食い荒らしてしまいます。すでに南アルプスでは、ライチョウは1980年代には700羽生息していましたが、現在では推定300羽となり、深刻な被害が報告されています。
隣県からの動物の侵入を調査するため、立山黒部アルペンルート沿いに赤外線カメラを設置したところ、室堂付近の標高2350mの高山帯で初めてニホンジカを確認。
ライチョウの数が減りだせば、もう手遅れになるかもしれません。今のうちの対策が求められています。

https://www.youtube.com/watch?v=lDaeLu31vmg

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