みんなの「再エネ」取組み

再エネを導入された個人、自治体、企業の方に
取材を行い
具体的な導入事例などを
ご紹介させていただきます。

「0円ソーラー」の設置と、再生可能エネルギーの定額利用。
気軽に脱炭素へ貢献できるマイホームのカタチ。

「0円ソーラー」の設置と、再生可能エネルギーの定額利用。気軽に脱炭素へ貢献できるマイホームのカタチ。

CO2排出量を減らすなど地球環境への負荷を低減し、さらに蓄電池を活用することで災害時の停電等にも安心な太陽光発電。自宅の屋根に太陽光パネルを設置する住宅も増えつつあります。
一方で、太陽光パネルを設置するには費用がかかることを危惧する方も多いのではないでしょうか。
「太陽光パネルには興味があるけど、価格が高いのでは」。そんな不安がある方に、おすすめの情報をご紹介します。

気軽におトクに、太陽光発電を始められる戸建住宅&再エネ電気プラン

最近では、自宅の屋根に太陽光パネルを初期費用ゼロで設置できる「0円ソーラー」も増えてきています。
※「0円ソーラー」については、こちら
https://ondankataisaku.env.go.jp/re-start/howto/01/

埼玉県の総合不動産企業であるケイアイスター不動産株式会社(埼玉県本庄市)とグループ会社のCasa robotics(カーサロボティクス)株式会社(群馬県高崎市)では、脱炭素社会の実現に向けて、これから住宅を建築・購入する人たちが気軽に太陽光発電を始められるプランを提供しています。
脱炭素に配慮した規格型注文住宅の「IKI(イキ)」は、国産の木材を100%使用しており、住宅1戸当たりで約29トンのCO2を削減することができます。そして、この住宅の専用サービスとして、太陽光発電システムを初期費用ゼロで導入し、月額の電気料金を定額で利用できる「IKIのいきいきでんき」を提供しています。
初期費用ゼロで設置した太陽光発電システムは、10年経過すると契約者へ無償で譲渡されるため、譲渡後は自宅で発電した電力を使いながら、使いきれずに余った電力は電力会社に売電できるというメリットもあります。

18年間住み続ければ、CO2排出量も実質ゼロに

17年で相殺可能 (左)一般世帯のCO2排出量
(右)「IKIのいきいきでんき」を導入した住宅に住み続けた場合のCO2削減効果

経済的なメリットだけでなく、環境問題にも貢献することができます。太陽光による再生可能エネルギーを導入した住宅に住むことで、CO2も削減。18年間住み続ければ、建築時も含めたトータルでのCO2排出量を実質ゼロにすることが見込めます(注)。
(注)7.6kW太陽光パネルを設置した24坪南向きプランの場合。1世帯当りの年間平均CO2排出量を4.15トンとした場合。

電力事業者との協業により、経済的に太陽光発電を導入できるプランを実現

17年で相殺可能

なぜこういった仕組みが実現できるのか。
「IKIのいきいきでんき」では、電力会社(株式会社Looop)と施主が電力契約を結ぶことで、電力会社から委託を受けた事業者(株式会社エクソル)が住宅の屋根に太陽光発電システムを設置します。電力会社は、発電した電力や系統からの電力を契約者の家庭へ供給する代わりに、毎月定額の電気料金を受け取ります。
この仕組みによって、初期費用ゼロで太陽光発電システムを設置し、毎月定額で電気を使用、10年後には太陽光発電システムを無償で受け取ることが可能になります。

「0円ソーラー」付きの分譲住宅も登場、より多くの人たちが脱炭素社会へ貢献可能に

ケイアイスター不動産では、新たな取組みとして、2022年3月に埼玉県深谷市で「0円ソーラー」付きの分譲住宅を完成させました。注文住宅だけでなく、分譲住宅でも初期費用ゼロの太陽光発電システム、定額の電気料金プランが利用できることで、より多くの人たちが脱炭素に貢献することになります。

太陽光発電システムを無償で設置して、毎月の電気は再エネを定額で利用。10年後に無償譲渡された太陽光発電システムを活用し、住み続けることで脱炭素に貢献。これからの脱炭素社会に向けた、新しいマイホームのカタチかもしれません。
https://ki-group.co.jp/keiai_magazine/2021/03/08/taiyou/