地球温暖化防止コミュニケーター

学童保育の中でのコミュニケーター活動  八王子市学童保育指導員さん

学童保育の中で、地球温暖化のことを子どもたちに伝える活動を行っている八王子市立子安学童保育所第2クラブ施設長 八木徳子さんと、指導員 石坂明子さんの活動をご紹介します。お二人は、今年度、地球温暖化防止コミュニケーターとなり、早速、日々の学童指導の中で実践されています。

施設長 八木徳子さんへのインタビュー

――――― 地球温暖化防止コミュニケーターになろうと思ったきっかけは何ですか?

八王子市の学童保育では、地球温暖化防止コミュニケーターで、地球温暖化防止活動推進員でもある大竹邦江さんが、市内85か所の学童保育所を順に訪問し、子どもたちに地球温暖化の話をしてくださっています。
そのなかでも、「かんきょうマークを集めよう!」というプログラムで、子どもたちがとても楽しんでいる様子を見て、日々の学童指導のなかにも、地球温暖化のことを伝える機会がたくさんあるのではないかと感じるようになりました。
しかし、大竹さんがこちらの学童保育所で活動できるのは年に1,2回なので、自らが伝え手になってみようと思い、指導員の石坂さんを誘って、地球温暖化防止コミュニケーターに登録することにしました。

――――― 学童保育の中で、どんな活動をされていますか?

学童保育のプログラムの1つとして、ツールを使った活動を行うとともに、子どもたちに地球温暖化をより身近なこととして感じてもらうために、通常の学童保育の中でも実践しています。
例えば、おやつの時間です。その日のおやつを題材に、「今日のおやつは、ここに届くまでに、どんなところでエネルギーが使われてきたかな?」と、クイズ形式で問いかけたり、低学年の児童にもわかりやすいように噛み砕いて話をするなど、一緒に会話を楽しんでいます。
中学年になると、地球温暖化という言葉を既に知っている子どももいますが、1,2年生でもゆっくりと、わかりやすく話をしていくと十分理解することができます。
また、コミュニケーター事業のツールはアレンジすることも可能と聞いたので、低学年向けにわかりやすくアレンジもしてみました。
例えば、子ども向けプログラムの中のクイズです。もともとのツールでは「どちらを選ぶ?」となっていますが、低学年には難しいので、これを〇×形式にして、更に子どもたちの印象に残るように絵もたくさん入れました。

低学年向けにアレンジしたツールを使われている石坂明子さんの活動の様子

この日は、石坂さんが行う、「くまったくんとソラちゃんのみんなでクールチョイス!」クイズを取材させていただきました。
参加した子どもたちは55名。石坂さんが、はじめに紙芝居を使って地球温暖化の話をしたあと、低学年向けにアレンジされた「くまったくんとソラちゃんのみんなでクールチョイス!」クイズをみんなで楽しんでいました。
石坂さんが、「歯を磨くとき、水は出しっぱなしにした方がいい。○か×か?」と問いかけると、子どもたちは、元気よく、両腕を高く挙げて「〇」や「×」のポーズをとります。石坂さんは、すぐに答えを見せるのではなく、子どもたちに「何でそう思ったの?」と問いかけ、子どもたちの意見を引き出しながら、一緒に答えを考えていきました。子どもたちからは、「水道代がかかるから」、「水を流した方が、水が冷たくなるから」、「お水がもったいないから」など様々な意見がありました。そのひとつひとつに石坂さんは、親しみある笑顔で楽しく応えていたので、子どもたちは最後まで飽きることなく、元気かつ真剣に取り組んでいました。
一方的に聞かせるのではなく、途中で、子どもたちにどう思うかを問いかけたり、話がわからなくならないように、クイズ形式で話の振り返りをしたりと、子どもたちとのやり取りをメインにした活動がとても印象的でした。

最後に、石坂さんにこれからの活動についてお話を伺ったところ、とにかく内容が難しくならないように、関心を持たせる見せ方や身近な事柄と関連づけて伝えるなど低学年が理解できる工夫を、八木施設長をはじめ、みんなで考えながら実践していきたいとのことでした。
これからの八木さんと石坂さんの活動がますます楽しみです。

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