地球温暖化防止コミュニケーター 活動報告書

セミナー等の名称 夏を涼しく過ごそう!~温暖化を考えよう~
セミナーの実施日時 2014年08月03日 10時30分 ~ 12時30分
会場 環境ふれあい館ひまわり(台東区)
プレゼンのテーマ 温暖化の実態を知り、エネルギー負荷のかからないくらし方を考える
参加者人数 15 名

自分自身の感想・良かった点・今後の課題等
【実施内容】
本講座は、台東区の環境ふれあい館が開催している環境学習入門講座シリーズの中で、日本環境協会こども環境相談室が親子を対象に行ったものである。内容の前半はIPCC AR5の報告を踏まえた温暖化の理解、後半は放射温度計による計測実験やうちわ作りなどの体験を通して、親子が家庭で一緒にできる温暖化対策を考える2時間の入門講座として実施した。
(内容)
1.導入
●アイスブレーク:グループ内で協力してグループ名を決める。
2.地球温暖化とはどんなこと?
●IPCCのこども用プログラム映像で、温暖化の実態や原因、予測を理解する。
3.暑い、涼しいと感じることはどんなこと?
●ネッククーラーを作り、体感温度が下がる効果を体験する。
●放射温度計で、自然(みどり等)と人工物、公園と室内、天井と床面などの表面温度を測定し、ものや場所によって温度が違うことを理解する。
●“打ち水”前後の温度変化を測定し、その効果を理解する。
4.計測結果の発表とまとめ
●暑い、涼しい場所を発表し、その理由や涼しく過ごす工夫を考える。
5.うちわ工作
●“マイうちわ”を作り、エアコンに依存しない、暑さを和らげる工夫を促す。
6.省エネ宣言
●うちわの裏面に今日の結果を踏まえて考えた“省エネ宣言”を書き、発表する。
●親子、講座参加者間で、省エネ目標を共有することで、家庭での実践を図る。
7.アンケート回答、提出
周囲からの反応
【来場者の反応等】
(1)保護者について
「関心を持ったプログラム」を尋ねたアンケート結果では「温度計測」が6名、「地球温暖化について」は3名、「省エネ宣言」「ネッククーラー」が2名ずつで、“温度計測”への関心がとても高かった。これは「いろんな場所の温度をはかったことで、家でエアコンをできるだけ使わないためのアイデアを得られた」という意見にも見られるように、子どもたちの温度計測を通じて大人にとっても、天井と床の違いや、みどりや打ち水の暑さの緩和効果などを改めて理解することが出来たのではないかと考えられる。「温度の見える化」のように、わかりやすい啓発方法を併用することで、より実践的な効果があったと思う。
(2)こどもたちについて
「面白かったこと」を尋ねたアンケート結果では、「うちわを作ったこと」6名、「温度をはかったこと」が5名と、やはり自分で創意工夫できる工作や体験に人気が集まった。温暖化対策につながる「省エネ宣言」では、「ものを大事につかいます」「うらに何もかいていない紙をメモ用紙に使う!!」等、自分ができることを一生懸命考えて描き、発表してくれた。
(3)親子参加について
親子で「温暖化やその対策、緩和策について」を理解し体験する機会を共有したことで、家庭での実践がより促進されることが期待される。