宣言書 COOL CHOICE できるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン ~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~ 環境省

「宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会報告書」(平成27年

9月25日国土交通省)など国土交通省の調査によれば、

○宅配便が再配達されている割合は約2割、

○宅配便の再配達により消費されている労働力は、トラックドライバーの約1割にあたる

9万人に相当する1.8億時間、

○宅配便の再配達によってJR山手線の内側の約2.5倍の面積の杉林のCO2年間吸収量に相

当する年間約42万トンのCO2排出量が増加しています。

このように、環境負荷の増加や社会的損失を招いていることから、再配達削減に向けて新たな

取組が必要となっています。様々な社会経済活動、そして私たちの生活は、宅配便を含めた

物流システムによって支えられ、成り立っています。消費者(受取人)の皆様にもこうした

社会的損失について、幅広く理解をしていただき、問題解決に

参加していただくことが大変重要です。

このようなことから、地球温暖化防止のための普及啓発を推進するための環境大臣をチーム長

とした「COOL CHOICE推進チーム」の下で、「COOL CHOICEできるだけ1回で受け取り

ませんかキャンペーン~みんなで宅配便再配達防止に取り組むプロジェクト~」

新たに立ち上げます。キャンペーンでは、経済産業省及び国土交通省と連携しつつ、再配達に

よるCO2排出量の増加や長時間労働による社会的損失、国民一人一人ができるだけ1回で

受け取る(1回での受け取りが難しい場合は、より少ない回数で受け取る)ために実施可能な

取組、1回で受け取ることが環境への負荷を下げるとともに受け取りたい荷物を円滑に受け取れ

国民一人一人にもメリットがあること、仮に送料無料となっている場合も含め配送については

実際には物流コストが発生しており1回で受け取らなければそのコストは更に深刻化すること

等について、国民の皆様に分かりやすく伝え、実際の行動へつなげていく、

国民運動を展開してまいります。

環境省は、本キャンペーンに賛同頂いた関係者のご協力を得ながら、COOL CHOICEを

呼びかけるHP上にキャンペーン特設サイトを立ち上げ、宅配便を利用される国民の皆様に再配

達によるCO2排出量の増加や長時間労働による社会的損失、荷主・販売事業者や宅配事業者

などがよりスムーズに一人一人が受け取りが可能となるために行っている取組(パソコンや

携帯電話で行える受け取りサービス)の活用ができることを伝えていくとともに、ご自分が注文

した商品を配達してもらう際には、以下の2つのアクションをとって頂けるよう、

様々な媒体を通じ、広く呼びかけを行っていきます。

呼びかける2つのアクション

①受け取る時間帯を指定

①受け取る時間帯を指定

あらかじめ受け取れる時間に時間帯指定を行うことで、自分が受け取ることのできる時間に荷物を届けてもらい、できるだけ1回で受け取る

②受け取る場所を指定

②受け取る場所を指定

ご自宅の近くや通勤経路などに受け取れる場所がある場合にはあらかじめ受取場所を、宅配業者の営業所やコンビニエンスストアなどの受け取りが可能な場所を指定することで、できるだけ1回で受け取る

同時に、宅配便を利用される国民の皆様が、2つのアクションをとって頂きやすくなるよう、

宅配ボックスの整備等の環境整備にも、関係者と連携して、取り組んでいきます。また、

国民一人一人が配達回数をできるだけ減らしていったときにメリットを感じられる

ような方策等の検討についても呼びかけていきます。

環境負荷が低く、より暮らしやすい、より働きやすい社会にしていくため、国民一人一人の

皆様の本キャンペーンへのご理解と取組をお願いします。

連携:経済産業省、国土交通省