エコドライブ活動情報

車間距離と燃費の関係

取材

車間距離と燃費の関係

みなさん、普段走行中、適切な車間距離を保つよう心掛けていますか?
走行しているとき、前の車との車間距離は、どれくらいあけていますか?

実は車間距離への意識と実践がエコドライブにつながるのです!

車間距離が短くなると、ムダな加速・減速の機会が多くなり、市街地では2%程度、郊外では6%程度も燃費が悪化する可能性があります。

燃費の悪化を防ぐため、走行中は前の車との間にゆとりのある車間距離を保ち、加速・減速を少なくし、一定の速度で走行することを心がけましょう。


図2 ◆ゆとりのある車間距離について
一般道路での車間距離は、時速30キロ~時速60キロの場合、速度から「15」を引いた数字が目安です。
例えば、時速50キロの場合は50-15=35なので、車間距離は35メートル以上が必要です。
一般道路の白線(区画線)の長さは5メートル、またその間隔は5メートルとなります。合わせて10メートルとなるので、車間距離を測るときの目安として道路の白線を活用してみてください。
図1

また、一般道路では加減速を繰り返す速度変動を抑えることを意識して走行しましよう。
速度変動が多い場合と少ない場合を比較する実験をテストコースで行ったところ、速度変動が少ないほど燃料消費(cc/km)が少ないという結果が出ました。
図3 その他、交通状況や道路状況を事前に把握し、渋滞や工事による減速を避けることも速度変動を少なくするためのポイントです。

発進時はふんわりアクセル「eスタート」!
走行中は車間距離をあけて加速・減速の少ない運転を心掛けましょう。

運転中は急ぐ気持ちを抑えて、ゆとりのある車間距離を保つエコドライブをみなさんも是非始めてみませんか?

あなたも「COOL CHOICE(=賢い選択)」にご賛同ください。

「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。未来の地球のために、「COOL CHOICE」に賛同して、できることから始めてみませんか?

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