2017.3.27

赤いリンゴの危機!岩手で難航する品種開発

赤いリンゴの危機!岩手で難航する品種開発

・9月に収穫されるリンゴがきれいに色づかず、果肉も軟らかく、歯ごたえのないリンゴが増えている。
・盛岡の秋の気温は、一日の寒暖差が小さくなる傾向にある。
・気温が高い状態でもきれいに色づく品種の開発を進めているが、決め手がない状況である。

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2010年以降、岩手では夏の高温や秋の冷え込み不足が原因で9月に収穫期を迎えるリンゴがきれいに色づかないことが増えています。
リンゴ栽培にふさわしい気候は、9月〜10月の寒暖の差が大きいこと。気温が高ければ第一に着色不良が起き、果肉が軟らかく歯ごたえのないリンゴに…。
盛岡地方気象台 気象情報官 鹿野義明さんは、1920年からのデータを分析。『最高気温の上昇に比べて、最低気温の上昇割合が大きい。一日の寒暖の差が小さくなっている』と、気候の変化が少しづつ進んでいることを指摘しています。
岩手県農業研究センターでは気温が高い状態でもりんごがきれいに色づく品種系統の研究開発を進めていますが、これといった決め手がない状況です。
リンゴの木は、一度植えると約30年間収穫します。そのため、地球温暖化対策を進めない限り、本質的な解決にはなりません。

https://www.youtube.com/watch?v=5TlffMOLgps

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