2017.3.13

“熱帯化”が進む、土佐の海の変化とは?

“熱帯化”が進む、土佐の海の変化とは?

・土佐湾全体の表面水温が1980年代初めから上昇、その後30年の間に年平均1.2℃高くなっている。
・温帯性の生物の減少、熱帯性の生物の定着が顕在化。
・1990年代後半のエルニーニョ現象によってカジメ場が消失し、そこへサンゴが定着・発達した。

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高知の土佐湾の“藻場”に今、変化が起きています。
「土佐湾全体の表面水温が1980年代初めから上昇傾向にあり、その後30年の間に年平均1.2℃高くなっている」と、高知大学農林海洋科学部 中村洋平准教授は語ります。
さらに、温帯性の生物の減少、熱帯性の生物の定着も顕在化しています。
その一つに、海藻の種類が温帯性のものから熱帯性のものに変化してきていることが判明しました。
香南市夜須町手結の海岸では、1980年代に180ヘクタールあったカジメ場が、1990年代後半のエルニーニョ現象などの高水温によって消失し、そこにサンゴが定着、発達しています。
このような海藻構成種の変化やサンゴ場の拡大などの沿岸環境の変化は、そこに住む魚類にも影響を与えると考えられ、生態系の熱帯化が進みやすい場所へと変わり始めています。

https://www.youtube.com/watch?v=DunhxavEFDI

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