2017.3.27

増えていくドングリの木。変わりゆく里山の景観

増えていくドングリの木。変わりゆく里山の景観

・上田市の里山に、以前は見られなかったドングリの実をつけるシラカシの林が広がり始めている。
・その理由は、平均気温の上昇によりシラカシが育ちやすい環境となったこととドングリを餌とする鳥の習性が原因と考えられている。
・植生の変化は、今後はさまざまな生物にも影響を与えていくことになるかもしれない。

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長野県上田市の里山に、以前は見られなかったシラカシの林が広がり始めています。
常緑樹でドングリの実をつけるブナ科のシラカシは、かつては長野県中部より北にはなかった木です。
北上した理由については、地球温暖化によるものと考えられており、上田市の平均気温は1980年代の11.6℃から、2010年代は12.2℃へと0.6℃上昇しています。
また、鳥のカケスなどがドングリをエサとして山に埋め込む習性があるため、ドングリが芽を出し、このような状況になったと考えられます。
さらに、以前は芽生えても寒さで冬を越せなかったというシラカシが育っているという事は植生が変化していることを表しており、今後はさまざまな動物にも影響を与え、景観も変わっていくという兆候が出始めているのです。

https://www.youtube.com/watch?v=cKhKMAim2rc

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