2017.3.13

アサリが激減!漁業関係者を悩ますナルトビエイ

アサリが激減!漁業関係者を悩ますナルトビエイ

・山口県では、2003年からアサリの食害など漁業被害を引き起こすナルトビエイを駆除し続けている。
・周防灘の海水温が上昇し、餌となる貝類が豊富で天敵もいないことで増加したと考えられる。
・駆除の効果もまだ十分ではなく、海水温の上昇は漁業関係者の生活にも大きな影響を与えている。

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山口県では、2003年からナルトビエイを駆除し続けています。元々は熱帯に生息するナルトビエイが侵入してきてアサリを食べたり、漁具を破壊してしまうため、漁業被害が深刻になっているのです。
1997年、瀬戸内海で発見されたナルトビエイは、2002年に周防灘で大量に出現するようになりました。周防灘の海域での水温が1980年代から上昇傾向にあり、ナルトビエイが生息するのに適した17℃以上の期間が長くなり、しかも、餌となる貝類が豊富で天敵もいないことで増えたと考えられます。
また、アサリの漁獲量は1985年に7000t余りから、2003年には4tにまで激減しており、ナルトビエイの食害も影響していると思われます。駆除の効果もまだ十分ではなく、海水温の上昇は漁業関係者の生活にも大きな影響を与えているのです。

https://www.youtube.com/watch?v=s666uxCimyM

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