ポロシャツはクールマックス生地。一見前開きのシャツのようにきちんと感が出ているが、実はプルオーバーなポロシャツ。パンツも腰裏にクールマックス生地を使用、ストレッチ素材。自宅で洗濯も可能。
シャツアウトして襟を開ければ風の通り道ができて熱が放散される。
綿や、最新の機能繊維のように吸湿性・放出性に優れた素材が快適のポイント。
スーパークールビズ・ドレスコードの中でも、ひときわ話題をさらったアロハシャツスタイル。
環境省ドレスコードの中でジーパンは「破れてだらしのないものはNG」という、特別な注意書きが添えられているがこれならOK。
本場ハワイではシャツイン&革靴が原則だが、シャツアウトしてスニーカーを履くのがスーパークールビズ流。
綿や麻のような吸水性の良い自然素材を選ぶのがポイント。
クールビズの代表格・かりゆしウェアは「シャツアウト」が正式。亜熱帯・沖縄ならではの着こなしの知恵。フォーマルでもネクタイを締めず、首周りを開放。体から発せられる水蒸気を空気中に放散させるため、素早く暑さも緩和。
首周りには太い動脈があり、脳に血液を運んでいるため、首周りで放熱し、動脈の血液をクーリングすることで脳に涼しさを感じさせる。首周り、脇、膝裏、脚の付け根を放熱しやすいスタイルで、動脈を冷やすのも、クールビズの快適ポイント。
通気性・吸湿性にすぐれたリネンシャツにサッカー織りのパンツをコーディネイト。
サッカー織りは皮膚との間に空気層を作り接点面が少ないため、熱伝導を抑え、涼感を得られる。
シャツは、ノーネクタイでもスマートに決まる衿型。シャツアウトして襟を開け、人体周辺に常に発生している微量な上昇気流を、首から逃がすのが快適のポイント。
スーパークールビズで執務中のみ着用可能になったTシャツに半袖シャツを羽織って。シャツはリネン素材を用い、通気性や吸水性に優れてスーパークールビズスタイルにぴったりの一着。
襟・裾を閉じて着用すると、肌と衣服の間の気流が滞り、熱がたまって皮膚表面温度も上昇。襟や裾を開けて着用すると、体温がつくる上昇気流で裾から空気が入り、服の中が換気され温度も湿度も下がる。
機能素材を使用した半袖シャツ。肌の温度を下げる『サーモクール』と、クールなタッチの『アイスコットン』を織り合わせた生地を使用。衣類の中の湿度を外に排出するのに、吸湿性の良い素材で素早く吸湿し、衣類表面から放出できれば、涼感となる。
綿や麻などの吸水性の良い自然素材や、最新の機能繊維のように吸湿性・放出性に優れた素材が快適のポイント。
<監修> 善養寺 幸子(環境ビジネスウィメン1期)