近年の猛暑・酷暑による熱中症対策、また環境保全や節電対策のために、弊社の強みであるステンレス配管をベースに開発中なのが屋根冷却システムの“ひやしんす”です。
“ひやしんす”は、夏場で温度の上がった建物の屋根に散水することで、その打ち水(気化熱)効果から建物内温度の上昇を抑えることを目的に開発中のシステムです。
その仕組みは、雨水の再利用を考慮した貯水槽からステンレス配管を通して屋根までポンプアップした水を、専用ノズルから散水します。また、散水した水は、再度、貯水槽に補給される循環システムを採用し、制御盤による自動散水制御が可能で、ノズル1口当り2.7L/の散水が可能です。
特に工場などの大型施設内を適温に保つのは容易でないばかりか製造工程の関係上、様々な制限がある場合もあります。
屋根冷却散水システム“ひやしんす”は、それらを考慮して試行錯誤する中、製品化に取り組んでおります。(2014年夏発売開始予定)
屋内快適空間の提供、空調機の室外機への散水による冷却効果の促進、パブリックスペースに於ける清涼効果などをご提供したいと考えております。

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