祇園祭の山場となる山鉾巡航前の7月14 日〜16 日と21日〜23日(宵山行事)は多くの夜店・屋台が四条烏丸を中心に広範囲で立ち並びます。この宵山行事には府民はもちろんのこと、国内外からたくさんの見物客が来られることが予想されます。

しかし、来場者数に比例して課題となるのが廃棄物です。以前に比べ散乱ごみなどは減ったものの、可燃ごみの量は増える一方で、環境負荷が大きくかかっております。その廃棄物の組成を調査すると、使い捨て容器を始めとした包装容器が多くをしめていることが分かりました。短い時間に大量にモノが消費され、廃棄されていく現実。そこで、まずはこの使い捨て容器の消費サイクルを、2R(リデュース/リユース)の視点を導入し減量に導く取組を実施致します。具体的には夜店や屋台の協力のもと、約60万食分の使い捨て食器をリユース食器に切り替える日本初であると同時に、世界初の試みになります。京都議定書策定の地から本取組を発信することで、祇園祭の屋台文化を環境配慮型に変えるだけでなく、具体的な地球温暖化防止活動として機能させていきます!

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