東レは「全ての事業戦略の軸足を地球環境におき持続可能な低炭素社会の実現に向けて貢献していく」という事業方針の下、日々新素材の開発に邁進しています。素材メーカーとして最も重要なことは、その素材がお客様で使用されて製品ライフが終わるまでのライフサイクル全体で地球環境を考えること。ライフサイクルで環境負荷を低減しながら持続的発展を目指す経営手法をライフサイクルマネジメント(LCM環境経営)と呼び、低炭素社会実現に向けた基本戦略となっています。例えば、軽くて頑丈な「炭素繊維」。鉄に比べて比重は1/4、比強度は10倍。航空機の機体構造の50%(重量比)に炭素繊維複合材料を使った旅客機は、軽量化により運航時の燃費を従来機と比べて大幅に向上させCO2削減に貢献しています。東レは、ライフサイクルアセスメント(LCA)を進めながら、このような「CO2削減貢献量」の算定を行い、社会に提唱、浸透を目指しています。東レでは、LCMを具現化した「グリーンイノベーション事業拡大プロジェクト」を強力に推進し地球環境問題へのソリューション提供により持続可能な低炭素社会実現に向けた取り組みを今後も進めていきます。
http://www.toray.co.jp/csr/ecoactivity/eco_001.html
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