ヒートパイプは、パイプ内の作動液(ガス)がパイプ内を循環することで、熱を移動させることができます。パソコンなどでは長期に渡り用いられてきた部材です。
 これを、建設分野に転用し活用する仕組みが、当社が推奨する「地中熱ヒートパイプ融雪工法」です。この工法は、ヒートパイプを地中に埋没することで地中の熱を地表面まで運び、その熱で雪を融かす、また凍結を防止します。
 地表面温度が低く地中温度が高いと、作動液は温度低下により液化し、地中まで降下します。
地中で温められた作動液は気化し上昇し、地表面で熱が奪われ液化する循環運動が起こります。
原理は単純で、スイッチも他のエネルギーも使いません。作動液を媒介にして地中熱を地表面に運ぶだけです。
 現在は、雪を融かす、凍結を防止するという目的に対し、熱エネルギーを電気や石油などにより産み出しています。熱源を地中に変更することで、これらの消費を抑え、低炭素化に貢献することが出来ます。
 当社は地中熱ヒートパイプ融雪工法を普及させることにより、低炭素社会実現に寄与したいと考えております。
http://www.geoc.co.jp/service2_heatpipe.htm

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