経済同友会は、低炭素社会構築の鍵は、「創エネ」、「蓄エネ」、「省エネ」、「熱エネ」の各分野の推進にあると考えています。

「創エネ」とは太陽光や風力、地熱などの自然エネルギーや火力発電から発生するCO2 を減らす技術、水素エネルギー技術などの低炭素エネルギー技術を開発し普及させることです。
「蓄エネ」とはエネルギー貯蔵技術です。これは出力が変動してしまう自然エネルギーを使いこなすための必須の技術 として、大容量化や低コスト化の技術開発を促進することが必要です。
「省エネ」に関しては、私たち、消費者側に大きな省エネの余地があります。住宅・建築物の個別の設備の省エネ性能の向上や、建物全体の高断熱化、スマートメーターやエネルギーマネージメントシステムの導入を進めることが必要です。
「熱エネ」は、火力発電で生じる排熱や太陽熱や地中熱などの熱エネルギーを利用する考え方です。温水や冷水の ネットワークを導入して、電力と一体的に運用することで大きな省エネ効果が期待できます。

「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」「熱エネ」の推進はCO2 の排出が減るというだけでなく、新しい産業の創出や、地域経済の活性化につながるものですから、国も企業も、私たち国民もこれらの分野を積極的に応援していきましょう。

『「創・蓄・省・熱」エネ』で、低炭素社会へ。
経済同友会は、Fun to Shareに賛同します。

掲載されているFun to Share宣言及びその内容は、各企業・団体から寄せられたものです。