みんなの「再エネ」取組み

再エネを導入された個人、自治体、企業の方に
取材を行い
具体的な導入事例などを
ご紹介させていただきます。

スマホで太陽光発電所を購入?
簡単に環境問題に取り組める「ワットストア」とは。

ワットストアの画面イメージ

2050年カーボンニュートラル等、脱炭素社会の実現に向けて、私たちの生活にも変化や工夫が必要になっています。脱炭素に向けたライフスタイルの1つとして、太陽光発電に代表される再生可能エネルギーの利用が挙げられます。
自宅で再生可能エネルギーを利用しようと思うと、自宅の屋根に太陽光パネルを設置する、自宅の電気を再生可能エネルギーに切り替える等、いろいろな方法があります。
でも、もっと身近に再生可能エネルギーの普及に貢献できるサービスもあります。
今回は、株式会社チェンジ・ザ・ワールド(山形県酒田市)が取組む、スマホで買える再エネ発電所「ワットストア」をご紹介します。

スマホ1台で再エネ発電所のオーナーに。

「ワットストア」は、自然のチカラで電気を作るグリーンエネルギーを少しでも多く次の世代に残すため、太陽光発電所を始めとした再生可能エネルギー発電所を個人がスマホで気軽に買える形で販売しているストアになります。これまでに建設した発電所は111基を超え、会員登録者数は20,000人以上となっています(2022年6月時点)。
日本国内の遊休地や耕作が放置された農地に、再エネ発電所を建設し、それを小口に分割して、最小1W(約300円)から購入できます。再エネ発電所を設置する広い土地も必要ないので、どこに住んでいてもスマホ1つあれば再エネ発電所に投資をすることが可能。購入後、発電所のオーナーは、発電量に応じた経済的メリットを受け取りながら、同時に日本や世界のエネルギー環境に貢献することができる仕組みです。

「ワットストア」の仕組み 「ワットストア」の仕組み

サービスの原点は、東日本大震災。

誰もが手軽に参加できる「ワットストア」。株式会社チェンジ・ザ・ワールドの代表取締役、池田さんに話を聞いてみました。

―「ワットストア」を立ち上げた理由は。

弊社サービスの原点は、2011年の東日本大震災です。福島第一原子力発電所の事故の映像を見て、同じ東北出身として大きな衝撃を受け、地球環境やエネルギーについて深く考えるようになり、次世代の子どもたちのためにITを活用して何かできないかと考え、再生可能エネルギーの事業を始めたのが「ワットストア」の始まりです。
環境問題に対して何かアクションしたいけれど、何から始めたら良いか分からないという方は多いのではないでしょうか。太陽光発電所をはじめとする再生可能エネルギー発電所を個人で購入しようと思うと、何百万円〜何千万円という資金が必要になりますが、「ワットストア」なら、約300円から小口で再生可能エネルギー発電所を購入することができます。発電所が生み出す売電収入という経済的メリットを得ながら環境貢献も同時に行うことができ、個人が再生可能エネルギーの普及に参加するハードルを下げることで、誰もが環境問題に取り組むことができる仕組みを提供しています。

―利用者の声は。

購入した発電所の発電量などの情報もスマホで簡単に確認できることから、「お子様の教育にも活用したい」というご意見をいただいています。
また、「子どもの未来に投資するため、学資保険代わりにサービスを使っています」という声もいただいています。

―今後の展望についてお聞かせください。

地球温暖化は地球規模の問題ですので、政府や一部の企業だけが取り組むのではなく、みんなで取り組むべき課題だと考えております。ひとりの力は小さくても、たくさんの”ひとり”の力が集まれば、世界をも変えられると考えています。
そこで現在、ワットストアの仕組みを活用し、個人が企業のカーボンオフセットを応援できる仕組みや企画を実施しております。今後もさらにたくさんの”個人”を巻き込み、個人が企業や自治体を応援することで、企業や自治体がカーボンオフセットを実現できる仕組みを広めていきたいと考えております。

「ワットストア」の仕組み 株式会社チェンジ・ザ・ワールド代表取締役の池田さん

いつでもどこでもスマホがあれば参加できる再生可能エネルギーの普及。このように、手軽に再生可能エネルギーの普及に参加できるサービスもあります。まずは気軽に、身近にできることから、参加してみてはいかがでしょうか。

https://change-x.jp/外部リンク