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2022.10.28

省エネ家電で、お財布にも優しく、快適に暮らそう!

省エネ家電で、お財布にも優しく、快適に暮らそう!

私たちの暮らしに欠かせない家電製品。家電の省エネ化は年々進んでいて、10年前の製品と比較すると消費電力量や電気代、ひいてはCO2排出量に大きな違いが出る場合もあります。今回は、家電製品協会の担当者(以下、家製協 担当)に、家電の買換えによる省エネ効果や検討方法のポイントを聞きました。

麗子(レイコ)
麗子

45歳、地方都市近郊に住み、企画会社でライターの仕事をしている。夫と子ども2人の4人暮らし。家計に関する改善・アクションを日々考える倹約家だが、倹約一辺倒ではなく、生活を楽しみ、必要と思ったことには、賢く考え消費する。気候変動のニュースや「ゼロカーボーンアクション30」を目にして、身近なところで自分にできることはないか探し中。

省エネ効果が高い最新家電


麗子

燃料費の高騰などで電気代も上がっています。家電を買換えると電気代が安くなる場合があると聞きますが、どのくらいおトクになるのでしょうか。


家製協
担当

商品にもよりますが、10年前の製品と比較すると約10~50%ほど省エネができるものがあります。

例えば、401~450Lサイズの冷蔵庫で比較すると、2011年の年間消費電力は440~500kWhでしたが、最新の冷蔵庫は269kWhほどで、約39~46%の省エネになっています。これを年間の電気代にすると約5,300円~7,160円おトクになる計算になります(図1)。
家庭内の電力消費量のうち、年間でもっとも電気を使うのは冷蔵庫なので、冷蔵庫の買換えは大きな省エネにつながります。

図1 最新型の冷蔵庫は消費電力量が抑えられてるから、大容量でも電気代がおトクです(※)

図1 最新型の冷蔵庫は消費電力量が抑えられてるから、大容量でも電気代がおトクです(※)


家製協
担当

真夏や真冬はエアコンの電気使用量も大きな割合を占めます。最新のエアコンにはAIによる温度調節機能や自動でフィルターの掃除をしてくれるタイプもあります。適切な温度設定やこまめな掃除は冷暖房効果を向上させるので、こういった最新機能も省エネにつながります。
エアコン同士で比較しても、10年前の製品と今とでは約10%省エネになっています(図2)。

図2 消費電力量が多いエアコンは、10年前の製品と比較して約10%省エネになる場合も(※)

図2 消費電力量が多いエアコンは、10年前の製品と比較して約10%省エネになる場合も(※)

まだ使えるけど買換える?家族の使い方で考えよう


麗子

古い家電を最新の製品に買換えると、省エネになるかもしれませんが、まだ使えるのにもったいないなぁ、と思うところもあります。買換えどき、みたいなものはありますか?


家製協
担当

家電の買換え年数は約10年と言われますが、これは製品の安全性から判断した基準です。例えば、家にほとんどいない生活から、リモートワークなどで家にいる時間が長いスタイルに変われば、照明やエアコンなどで消費する電力量は大きく変わります。

今使っている製品と、購入予定の製品の電気代などを比較する際には、環境省の省エネ製品買換えナビゲーション「しんきゅうさん」がおすすめです。それぞれの製品の購入年やメーカー、型番などを入力するだけで、年間の消費電力量や電気代、CO2排出量がどのくらい削減できて、おトクになるかが簡単に分かります。
ぜひ、下記のリンクから試してみてください!

省エネ製品買換えナビゲーション「しんきゅうさん」

引用元

(※)家電製品協会『2022 スマートライフおすすめBOOK』(外部サイトへリンク)

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