地球温暖化防止コミュニケーター

大学生コミュニケーターが地球温暖化を伝える

大阪産業大学(大阪府大東市)に所属する大学生74名が、2019年10月に地球温暖化防止コミュニケーター(以下、「コミュニケーター」という。)に登録されました。
 
 
コミュニケーターとしての登録後、大東市役所や地元団体と連携して、様々な年代の方を対象に出前講座を行っています。
大東市の市報に掲載した募集記事を見て、講演を依頼してきてくれる団体もあり、2019年度中に、計12回開催しました。

一般の方を対象とした出前講座を実施する際には、知識も経験も豊富な人生の大先輩を相手に伝えることに、苦戦することも多いそうですが、例えばスーパーでアルバイトしている経験から考えた食品ロスの問題を取り入れるなど、どうすれば相手に伝わりやすいか、簡単に取り組めることはないか、自分たちでしっかり考え、工夫しながら取り組んでいます。

2020年2月には、大東市内の寺川公民館で、寺川こども会エコクラブに所属している子どもと父兄に向けて5回目となる出前授業を開催し、2回生2名、1回生4名の計6名が講師にチャレンジしました。
子ども向けに実施するのは今回が初めてということで、何回も練習したそうです。終わった後に、学生に感想を聞きました。

講師を担当した学生たちの感想

●竹嶋大地さん(2回生)
今回が4回目の講師でした。スライドを作るのは得意ですが、人前で発表するのが苦手だったので、発表の練習のためにこの活動を始めました。今回は少人数だったこともあって、なるべく子どもに寄り添うようにしました。3回目は終わった後に参加していた方にいろいろと注意を受けて少し落ち込みましたが、今日は子どもたちの反応も良かったし、とにかく話しやすかったです。今後は、小さい子どもを持つ30~40歳代の世代に伝えてみたいです。

●橋本祥樹さん(2回生)
大学生の間にいろいろなことにチャレンジしようと思って活動しています。今回が2回目の講師でしたが、子ども相手ということで、言葉遣いに気を付けました。子どもは何も知らないと思って準備していたのですが、意外と知識を持っていたので、そこまでかみ砕いて説明しなくても良かったかなと思いました。

●井上颯さん(1回生)
先輩に誘われて初めて参加しました。クールチョイスクイズの担当だったので、一つ一つの言葉を詳しく説明できるようにしっかり準備しました。ただ、子どもたちが問いかけに「知ってる!」と反応してくれたので、そこまで細かく説明しなくて済みました。

●増田裕也さん(1回生)
取り組んでいる自然体験のボランティアなどにも役立てられるかなと思って参加しました。コミュニケーター用ツールである生活ボックス(イラストを見ながら普段の生活のどこでエネルギーが使われているのかを考えるツール)の内容をボックスではなくカードにしましたが、使ったカードを子どもたちに見えるように展示するなど、もっといろいろ工夫できるところがあるなと感じました。

●辰野真利那さん(1回生)
今回が初めてで緊張しましたが、子どもたちが私の言ったことに対して興味を持ってくれて、言葉のやりとりができて嬉しかったです。大人の方が実際に実践してもらえることも多くて効果があると思うので、新しく正しい知識を伝えていけたらと思います。

●下岡夏子さん(1回生)
コミュニケーターならではの経験をしてみたいと思い、参加しました。人前に立って説明をするということはとても難しかったです。長々と話すより、要点を分かりやすく伝えることが大事だと思いました。今後また機会があれば活動に参加して、プレゼン力を向上させたいと思っています。

講師として参加した学生は、もともと自然や生物などに関心を持ち、将来、好きなアウトドアができる無料のキャンプ場を作る、都市計画の道に進みたい、自然関連の仕事がしたい、ガーデンデザインをやってみたいなど、環境に関連する道に進むことを希望して、大学の環境理工学科で学ぶ学生たちです。
この経験を通して、学生自身も様々なことを学び、子どもたちは年齢の近いお兄さん・お姉さんから、高齢の方は孫世代から、地球温暖化のことを直接伝えられることで、きっとテレビなどで聞くのとは異なる印象を持つこともできると思います。

場の提供に協力している大東市役所の担当者も、「毎回しっかりと勉強して、自らの経験も盛り込みながら、対象に合わせてわかりやすく説明してくれますし、回数を重ねてどんどん上達しています。」と、頼もしく見守っていらっしゃいました。
今後の益々の活躍に期待しています!

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