地球温暖化防止コミュニケーター

地球温暖化の影響

ここでは、気候変動が地球に及ぼす影響について、ご紹介します。

気候変動の影響

地球温暖化というと、気温が高くなってしまうことだけをイメージするかもしれませんが、あるところでは雨の降り方が極端になったり、またあるところでは乾燥傾向になったり、更には海面上昇といった海の変化など、気候への様々な変化が、環境に悪影響を及ぼすと考えられています。

日本への影響

植物への影響

カエデは秋に涼しくなることで紅葉しますが、気象庁は、大部分の葉の色が紅色に変わった最初の日(=紅葉日)が、10年あたり約3日遅くなっていると報告しています。

海の生物への影響

サンゴは、魚のすみかとなっていたり、台風の時などに高波の力を弱めてくれたり、様々な役割を果たしています。
日本では、サンゴが白くなる白化や藻場の消失、北上なども確認されています。
白化の原因は十分には解明されていませんが、原因の一つとしてサンゴ内部の褐虫藻という植物プランクトンが海水温が高くなると外に出てしまったり、色素を失うことがあげられています。

異常気象

1日の最高気温が35℃以上の日を猛暑日と呼んでいます。下のグラフは、1930年から2014年までの年間猛暑日日数の推移を表していますが、猛暑日が増加傾向にあることが分かります。

日本のある研究では、温暖化対策をとらなかった場合、1日の最高気温が30度以上となる真夏日の日数は、更に増加すると予測されています。
例えば、東日本太平洋側に当てはまる東京を見てみると、21世紀末には現在の日数よりも更に約57日が増えると予測されています。
現在の真夏日は年間約46日ですから、21世紀末には年間約103日、1年の約3割が真夏日になるということです。

地球温暖化が及ぼすリスク

IPCCでは、産業革命前から気温が1~2℃程度上昇すると、熱波や極端な降水(豪雨)などの異常気象、米や小麦などの収量への影響などに関連するリスクが「かなり高くなるものがある」ことを示しています。 さらに、これが3~4℃程度の上昇になると、例えば、氷床の大規模な消失によって海面水位が上昇したり、生態系への悪影響など、ほぼ「すべての分野におけるリスクが高くなる」と指摘されています。 このほかに、例えばグリーンランドの氷が全てなくなってしまうなど、後戻りできない影響も生ずると考えられています。

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