地球温暖化防止コミュニケーター

気候変動の緩和策

地球温暖化の問題に対処するための方策には、大きく2つあります。
1つは、温暖化による悪影響にあらかじめ備えておこうという適応策(てきおうさく)。もう1つは、温室効果ガスの排出を抑制する緩和策(かんわさく)です。適応策と緩和策のバランスが重要です。
ここでは、緩和策についてご紹介します。

緩和策の例

緩和策は、エネルギー供給、産業、交通・物流、家庭やオフィス、地域づくりや都市計画、森林や土地利用まで経済全体に係わります。

低炭素エネルギーの導入

気温上昇を低く抑えるためには、低炭素エネルギーを導入するタイミングを早く、規模を大きくします。
現在のエネルギー供給に占める低炭素エネルギーの割合はだいたい15%ですが、2℃未満に抑える可能性を高くするには、2050年は60%程度、2100年には90%程度となります。
世界では、毎年再生可能エネルギーの発電量が増加しており、特に2010年以降大きく伸びています。

低炭素化につながる選択

温暖化対策と言えば、こまめにスイッチを消すことなどをイメージされるかもしれませんが、今後はより効果的な低炭素化につながる選択をすることが必要になります。

◆家庭・オフィス◆

住宅の省エネ化や省エネ家電・高効率給湯器の導入が効果的です。
冷蔵庫は9年ほど前と比べると約43%も省エネになっており、適切に選ぶことにより、大幅な省エネが期待できます。
また、住宅を高断熱化すると室内の温度差が小さくなるため、血圧の急激な変化が原因といわれるヒートショックのリスクを軽減できるなど、有病率の改善につながるという報告※もあります。
住宅の設備や家電は、一度購入すると何年も利用するものですので、購入時にぜひ賢い選択をしましょう。
※伊香賀俊治他(2011)「健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱投資評価」日本建築学会環境系論文、第6巻、第666号、pp.735-740

◆交通・物流◆

移動は、なるべく徒歩や自転車を利用したり、また、CO2排出量の少ない公共交通機関を選択することも重要な取組です。
自動車を利用するときは、燃費の良い車やカーシェアを選択しましょう。

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