COOL CHOICE LEADERS AWARD 2018

受賞者インタビューページは2020年3月末日頃に
掲載終了いたします。

受賞者インタビュー

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サービスリーダー部門

ヨシケイ開発株式会社

ヨシケイの「あんしんBOX」で再配達ゼロ!!

常務取締役事業本部長・秋山 雅弘 (あきやま まさひろ)さんが語る「再配達ゼロの仕組み」

常務取締役事業本部長・秋山 雅弘 (あきやま まさひろ)さんが語る
「再配達ゼロの仕組み」

弊社は約43年に渡ってミールキット(レシピ付き食材)をお客様にお届けすることで日本の「楽しい食卓 明るい家庭」づくりをお手伝いしてきました。この度、食材を安全かつスムーズにお届けするために弊社が開発した宅配ボックス「あんしんBOX」が、CO₂削減に幾ばくかの貢献をしたということが評価されて環境大臣賞をいただけたこと、大変嬉しく思います。

弊社は、全国50万世帯のご家庭にスマイルスタッフと呼んでいる自社配達員が自社配送車両「スマイリー号」で直接商品をお届けしています。お客様のご不在時は、あんしんBOXに商品を保管させていただくため、再配達を行うことはほぼありません。つまり、それだけ燃料を使わなくてもよいのです。当然、その分のCO₂排出を防ぐことになります。その結果、地球環境に与えるCO₂排出の影響も軽減できております。それをご評価いただけたことは、全国各地で日々配達するスマイルスタッフにとっても誇らしいことではないでしょうか。

そもそもはお客様の利便性を向上させるために生まれた

弊社は創業当初から、お客様の利便性向上を最優先に取り組んで参りました。お客様の声やご要望はスマイルスタッフとの会話や、あんしんBOXに入れていただいた直筆のお手紙などから伺っております。そういったお客様とのコミュニケーションは、弊社にとっては大変貴重なものです。

創業して間もない頃は、「配達予定の時刻に、受け取りのために在宅しなければならないのが負担だ」という内容が多かったそうです。そこで考えられたのが今の「あんしんBOX」の原形です。さらに、近年は共働きのご家庭の割合が増加し、家を不在にされるお客様も多くなりました。そうした状況においても、食材を安全に受け取っていただけるように様々な工夫を凝らした「あんしんBOX」が不可欠です。お客様の利用率も、年々高まっています。

開発担当の品質管理室室長・松田 大輔 (まつだ だいすけ)さんが語る「食品だからこその安全性や保冷性」

開発担当の品質管理室室長・松田 大輔 (まつだ だいすけ)さんが語る「食品だからこその安全性や保冷性」

現在、お客様のご自宅に設置しているあんしんBOXは、性能が向上した最新タイプのものに順次切り替えております。最新のあんしんBOXは、高密度ポリエチレン製で保冷性や耐久性も向上し、安全性が飛躍的にアップしています。デザインや色合いも、お客様の声に応えてより落ち着いたものにしました。

高機能なあんしんBOXと効率宅配が実現したCO₂削減

高機能なあんしんBOXと効率宅配が実現したCO₂削減

その日の夕食に必要な食材は、保冷性能が高い通い容器「クールBOX」に入れ、お客様のご自宅へお届けしています。このクールBOXも、発泡スチロール製から保冷性や耐久性が向上した新型のエペラン製への切り替えを進めております。スマイルスタッフは、スマイリー号にクールBOXを隙間なく詰め込み、最適なルートで配達しています。基本は手渡しですが、ご不在の場合はあんしんBOXに保管します。その日に使う食材ですので、「お渡しできなかったら翌日に再配達」では間に合わなくなります。あんしんBOXとクールBOX、この2つの独自ツールによってCO₂削減が実現でき、今回の環境大臣賞を受賞したことは、開発したひとりとしてとても嬉しく思います。

「楽しい食卓 明るい家庭」づくりへの貢献

「楽しい食卓 明るい家庭」づくりへの貢献

弊社のメニューは電子レンジを活用する調理時間10分未満のものから、長くても約30分程度のもので、手間をかけないメニューとなっています。また、豆腐1/2丁、人参1/2本というように、その日の夕食に使う食材を必要な分だけお届けするため、ご自宅での生ごみの発生も極力抑えることができます。

この仕組みにより、毎日の献立を考えるストレスや買い物へ行く手間や時間からお客様を解放し、「楽しい食卓 明るい家庭」づくりに貢献して参りました。キッチンに立つ人から笑顔になっていただきたいというのが我々の想いです。これからも、時代の流れやお客様の声に応えて、人にも地球にもやさしい取り組みを推進します。