COOL CHOICE LEADERS AWARD 2018

環境大臣賞
【アイデアリーダー(一般)部門】

ごみ減量(廃棄物ゼロ)実施大作戦

宇部フロンティア大学付属香川高等学校 
生活デザイン科
佐竹倖太 河村百音

アイデアの内容

生ごみの廃棄物量を減らすことで処分にかかるエネルギーを少しでも減らすことができればよいと考えました。
そのため、私たちは以下2つの工夫で生ごみの廃棄物量を減らす事を考えました。

①無駄な買い物を無くすための在庫管理票及び在庫管理アプリの開発

まず無駄な買い物を無くすための在庫管理票の作成、分かりやすくイラストを用いて目に見えるところに掲示する事で、楽しみながら取り組める。

また、在庫管理や食材を利用したレシピ案内などを若者が利用するアプリとして開発し、有効利用を図る。

②身近な工夫で廃棄物を乾燥させる装置の開発

それでも廃棄物は出る。廃棄物の重量の多くを占める水分を少しでも減らすため、多くの家庭にある冷暖房の室外機の風や熱を利用し廃棄物を乾燥させる。庭木や家庭菜園の肥料にもできるし、結果生ごみとして廃棄する際にも廃棄量の減量につながる。

買い物から捨て方まで、家族で楽しみながら行うことで、長く、エコを意識した生活に繋がるはずです。

工夫・PRポイント(要約)

私たちの学校では2年生で「フードデザイン」という食分野の授業を習います。そこで無駄に廃棄される食材についてなどを学び、自分たちの将来についてとても不安になりました。

まず調理技術を身に着け、無駄のない調理を行う事が大切だと感じましたが、自分の家庭を見ても、使わないまま捨ててしまう食材などがあり、身近な問題だと気が付きました。

食生活の中に管理することを取り入れ、そこに「楽しい」をプラスする。アプリで管理ツールを作成し、ゲーム感覚で管理すればきっと若者にも廃棄物に対する関心が高まっていくと思います。

受賞者のコメント

この度、私たちが、アイデアリーダー(一般)部門の環境大臣賞を受賞したことを心から嬉しく思います。

私たちのアイデアは、小さい子どもから高齢者の方々まで、どの世代でも取り組みやすいものをと思い、考えました。食品在庫票は 楽しみながらゴミ減量の意識が自然とつくような仕組みです。また、若い世代にむけてのアプリ開発は今後改良を重ねて、実現さ せるために勉強を始めています。環境問題は私たちの身近なところまでせまってきていることを強く感じることができました。また、日本の、世界の未来を支えるべき私たちの大きな課題だと考えています。

私たちのアイデアを全国の皆さんに知っていただき、私たち自身もしっかりと活用していきたいと思っています。