COOL CHOICE チャレンジ COOL CHOICE チャレンジ

~地球温暖化対策を実践する1週間~

2018年11月26日~12月2日

「COOL CHOICE チャレンジ~地球温暖化対策を実践する1週間~」では、地球温暖化の現状を知り、
省エネ・低炭素型の製品への買換え・サービスの利用・ライフスタイルの選択などの「賢い選択」を
広く国民や企業の皆さまに実践していただくことをお願いしています。

本サイトでは地球温暖化対策の取組を促進するため、
先進的な取組をしているエコ・ファースト認定企業とSBT認定企業の事例をご紹介します。
ぜひ実践していただくための参考にしてもらえたらと思います。

SBT認定取得
エコ・ファースト企業認定
株式会社LIXIL2018.12.17

住まいや暮らしを通じて、
「自分ごと」として
地球環境を考える取組
社員と社会の意識啓発から
省エネ活動を推進するプロジェクト

地球環境について考える取組

世界で消費されるエネルギーのうち、約32%は住宅・建築物で使用されています。建材・設備機器を事業領域とするLIXILでは、2016年3月に「LIXILグループ環境ビジョン2030」を制定。技術革新による「製品・サービスによる環境貢献」がサプライチェーン全体の「事業活動による環境負荷」を超える「環境負荷ネットゼロ(±ゼロ)」の実現を目指し、コーポレート・レスポンシビリティ(CR)戦略テーマの一つである「水の保全と環境保護」の推進活動「みんなでスマイルエコプロジェクト」を通して、地球環境について考える機会を社内外に提供しています。

今回の取材にご協力いただいた方:
品質・EHS本部 EHS推進部 青木 祐樹さん、大藤 桃子さん
LIXIL Housing Technology Japan 営業本部 営業推進部 営業企画グループ 芦田 亜紀さん

マイボトルの推進や、省エネと健康の両立を呼びかける活動

LIXILでは、「水の保全と環境保護」を社内外に推進する「みんなでスマイルエコプロジェクト」を実施しています。その第1弾は、マイボトル推進活動。ショールームで見積りをした来場者や国内の全従業員にLIXILオリジナルマイボトルを配布し、事業所内に浄水機能付き水栓を取り付け、利用を促進しています。「LIXILの浄水栓は、無駄なお湯を使わない『エコハンドル』の搭載などによりCO2排出量の削減に貢献するだけでなく、日々のランニングコストも抑えられるので経済的です」と大藤さん。第2弾として2018年の春からスタートしたのが、「THINK HEAT~考えよう ヒトと地球にやさしい温度~」という活動です。熱中症やヒートショックを引き起こす一因ともなり得る室内温度に着目し、家庭のエネルギー消費の約26%を占める冷暖房の効率を高める「省エネ」と、「健康・快適」な室温を保つ暮らしを両立させることの重要性について意識啓発をする取組です。

株式会社LIXILのマイボトル推進活動を訴求するイメージ画像
株式会社LIXILのマイボトル推進活動を
訴求するイメージ画像
株式会社LIXILのTHINK HEATを訴求するイメージ画像
株式会社LIXILのTHINK HEATを
訴求するイメージ画像

社内外の方々に「自分ごと」として意識してもらう取組

実は熱中症の4割は室内で起こっています。また、入浴中の事故死者数は冬季に多く、全体の約5割が発生しており、入浴中の事故死の数と気温に相関がみられるという報告もあります(注1)。そのため、「室内の温度を夏は28℃以下、冬は18℃以上にして、健康リスクを避けることが大切です」と芦田さん。一方で、室内温度がエアコンの設定温度通りにならない場合があることや、その原因が室内外の熱の出入りだと知らない方も多いとのこと。
夏は室内に入る熱の約70%が窓などの開口部から伝わり、冬は屋内の熱の約60%が窓などの開口部から逃げています。そのため、二重窓にしたり、シェードで日よけを作ったりすることで室内の快適さは大きく変わります。エアコンの設定温度だけに意識を向けるのではなく、実際の室内温度を「見える化」するため、ショールームで見積りをした来場者や国内の全従業員に温度計を配布しています。

(注1)出典:厚生労働科学研究費補助金 入浴関連事故の実態把握及び予防対策に関する研究

季節による熱の通り方の違い

自治体との協働プロジェクトや社内向けSNSで情報共有

THINK HEATの一環として行っている自治体との協働プロジェクトでは、埼玉県熊谷市や震災のあった熊本県の西原村に贈呈したLIXILの外付け日よけ「スタイルシェード」の効果測定を実施し、日よけ習慣の啓発を促進しています。これは日本気象協会の「熱中症ゼロへ」のプロジェクトと協働で行っており、他にも市民に向けた「熱中症予防セミナー」などを開催。今後は、こうした取組をさらに他の地域にも広げていく予定です。また、全国の事業所や工場では、従業員が緑のカーテンを育成して夏の暑さ・省エネ対策を実施。社内向けにSNSで投稿できる仕組みを作り、緑のカーテンコンテストを開催するなど情報共有も進んでいます。

社内コンテストで表彰された緑のカーテンと従業員の方々
社内コンテストで表彰された
緑のカーテンと従業員の方々
工場の窓に沿って緑のカーテンを成育し、太陽の日射熱を遮っている
工場の窓に沿って緑のカーテンを成育し、
太陽の日射熱を遮っている

社内外の啓発活動により省エネと事業活動に相乗効果

社内外の方々に「自分ごと」として室内温度を意識してもらう取組として、営業や間接部門の従業員が講師となり、小学生に向けて「健康と環境によい住まい方」という出前授業を行っています。トップダウンではなく、自ら手を挙げて取り組んでもらうことで、やりがいや学びにつながり、実施後の従業員自身の満足度も非常に高いそうです。また、LIXILの環境に対する姿勢を社外の方々にアピールする機会の一つにもなっています。LIXILの製品・サービスは、暮らしの省エネや節水に直接つながるため、こうした啓発活動は、省エネと事業活動の相乗効果を生むメリットがあります。

出前授業を受けた小学生からの感想
出前授業を受けた小学生からの感想

住まいや暮らしにおけるCO2排出量削減に貢献していく

LIXILは、家電・空調メーカーや、IoTと呼ばれる「モノのインターネット」の関連企業など、住まいや暮らしに関わる企業との連携に期待しています。LIXILの高断熱商品、節水商品との相乗効果を発揮できる製品やサービスを提供する企業との協働により、さらに地球温暖化対策に貢献できると考えています。また、活動を地域社会に広げるため、全国の自治体とも協働してプロジェクトを展開していきます。今後も「健康・快適」で「省エネ」な暮らしを推進し、持続可能な社会へ貢献していきます。