COOL CHOICE チャレンジ COOL CHOICE チャレンジ

~地球温暖化対策を実践する1週間~

2018年11月26日~12月2日

「COOL CHOICE チャレンジ~地球温暖化対策を実践する1週間~」では、地球温暖化の現状を知り、
省エネ・低炭素型の製品への買換え・サービスの利用・ライフスタイルの選択などの「賢い選択」を
広く国民や企業の皆さまに実践していただくことをお願いしています。

本サイトでは地球温暖化対策の取組を促進するため、
先進的な取組をしているエコ・ファースト認定企業とSBT認定企業の事例をご紹介します。
ぜひ実践していただくための参考にしてもらえたらと思います。

エコ・ファースト企業認定
株式会社クボタ2019.01.10

「For Earth, For Life」の
実現を目指した環境経営
「クボタ生産方式」で
エネルギーのムダを削減

クボタグループ従業員の働く様子

食料・水・環境の分野で事業・製品を世界に展開しているクボタグループは、環境保全に関する業界トップランナーとして、「エコ・ファースト企業」に認定されています。クボタグループのモノづくりにおいて、生産効率向上を目指す上での基軸となる「モノの見方、考え方」である「クボタ生産方式」は、地球温暖化対策にも効果を発揮し、生産段階や物流段階でのCO2排出量を減らしています。また、世界に約4万人いるグループ従業員の環境意識啓発にも力を入れています。

今回の取材にご協力いただいた方:
環境管理部 環境推進グループ 担当課長 外山幸子さん/伊東万木さん

「For Earth, For Life」を掲げて地球温暖化対策を加速

創業当時から社会課題の解決を使命として事業を行ってきたクボタグループ。地球温暖化対策への取組が加速したきっかけとして、2012年に「For Earth, For Life」をブランドステートメントに掲げたことが挙げられます。設計開発・調達から、生産、物流、使用・廃棄という一連のバリューチェーンにおいて、CO2排出量削減に取り組んでいます。

For Earth, For Life Kubota

「クボタ生産方式」による徹底的なムダ排除によりCO2排出量を削減

必要なものを、必要なときに、必要なだけつくり、後工程に送る「ジャスト・イン・タイム」と、設備や品質の異常を設備が自ら検知して止まるようにする「自働化」を2本柱とし、徹底的なムダ排除を継続する「クボタ生産方式(KPS)」。「KPSはクボタグループのモノづくりにおいて基軸となる考え方で、在庫削減、リードタイム短縮、生産性向上を目的としますが、エネルギーのムダやロスを減らすことでもあるのでCO2排出量の削減にもつながります」と外山さんは説明します。その他にも、生産拠点では、エネルギー効率の高い生産設備や空調設備、LED照明への切り替えなどを実施しています。

「クボタ生産方式(KPS)」の構造
「クボタ生産方式(KPS)」の構造

他業種の企業とも協力して輸送にかかるエネルギーを低減

物流段階の取組の一つに「コンテナラウンドユース」があります。通常、輸入コンテナは荷物を入れたまま配送され、港から受入先に荷降ろし後、空の状態で港に返却されます。輸出コンテナは港より空の状態で出荷元へ移動することになるので、輸入コンテナ、輸出コンテナ共に片道は空のまま輸送されるというムダが発生します。そこで、内陸コンテナデポ(荷主のコンテナが集積・一時保管等される拠点)にて、他業種の企業と協力してコンテナのマッチングと積み替えを行い、空の状態を極小化してラウンドユース(往復利用)に取り組んでいます。

内陸コンテナデポでのコンテナ積み替え
内陸コンテナデポでのコンテナ積み替え
内陸コンテナデポでのコンテナ積み替え

職場や家庭でのエコ活動の写真をシェアし、環境への意識を啓発

従業員の環境問題への理解と意識を高めるため、毎年6月に「クボタエコチャレンジ」を実施しています。世界110カ国以上に拡がるクボタグループの従業員とその家族が参加する環境フォトコンテストで、職場や家庭でのエコな活動の写真を募集し、集まった写真をイントラネット上に公開。写真を見た従業員が「いいね!」「(自分も)やってみたい!」などの評価をします。優秀な活動写真や、数多くの「いいね!」が集まった写真の投稿者は表彰されます。伊東さんは、「外出時にマイボトルを携帯している写真や、自家用車ではなく自転車に乗って移動していることをアピールする写真などが数多く集まります。アジアのグループ会社からの投稿が多く、盛り上がりを見せています」と話します。

2018年は1538件の投稿・投票が集まった
2018年は1538件の投稿・投票が集まった
2018年は1538件の投稿・投票が集まった

国連SDGs達成への貢献に寄与

国連が採択したSDGs(持続可能な開発目標)と、クボタグループの食料・水・環境分野の事業活動は深く関わっています。「環境保全の取組においても、さまざまな分野でSDGsと関わりがあります。事業所での環境保全活動や、製品・サービスにおける環境配慮の取組を通じて、SDGs達成に向けた活動をグローバルで展開しています」と伊東さん。また、SDGsのゴールの一つに「パートナーシップで目標を達成しよう」があります。今後は、IoTと呼ばれる「モノのインターネット」やAIといった先端技術が、スマート農業などの事業の発展だけでなく、地球温暖化対策においても不可欠です。クボタグループの持つノウハウに、他企業の有する先端技術を組み合わせ、新たなイノベーションを創出していきます。

オートステアリング機能付自動運転トラクタ。左が無人機、右が有人機。
オートステアリング機能付自動運転トラクタ。
左が無人機、右が有人機。