2017.3.31

白神山地のブナ林の食害と、川や海の関係とは?

白神山地のブナ林の食害と、川や海の関係とは?

・世界遺産の「白神山地」が地球温暖化の影響を受けていると考えられている。
・地球温暖化が進めばブナ林の食害を引き起こす昆虫が増え「森林涵養作用」が失われる可能性も。
・ブナ林が減ると、川や海の生態系にも影響が出るかもしれない。

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世界最大級の規模でブナが分布し、ブナ林の原生状態が保たれている「白神山地」でも、地球温暖化によりブナに異変が起きている可能性があります。
環境省 西目屋自然保護官事務所の安生浩太 自然保護官は、『まず、考えられるのは昆虫層の変化』と語ります。
ブナを食べる昆虫は周期的に大発生していますが、地球温暖化が進むにつれ、食べる“周期”が変わることや、新たな昆虫による食害が出ると考えられます。
さらに地球温暖化が進めば、ブナ林の重要な役割、「森林涵養作用」が失われる可能性も…。
土をとどめ栄養をゆっくりと下に流す「森林涵養作用」がなくなれば、下流で土砂崩れが起きたり、栄養を含んだ水が下に流れてこなくなり、川や海の魚が育たなくなることも考えられます。
関係機関はさまざまな対策をしながらブナ林を守る取り組みを進めています。

https://www.youtube.com/watch?v=stmNOFg3mdU

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