2017.3.31

生きた化石、カブトガニの暮らす海に起きた変化とは?

生きた化石、カブトガニの暮らす海に起きた変化とは?

・北九州の曽根干潟で400匹ほどのカブトガニが大量死した。
・2016年の8月、海面水温が1℃以上高い状態が続き、生き物の生息する環境が変わっていた。
・夏の海が、カブトガニにとって住みにくい環境となったことが影響を与えた可能性もある。

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2016年の8月、北九州の曽根干潟で絶滅危惧種に指定されているカブトガニが大量死しているのが見つかりました。
今回発見された死骸は約400匹。
一か所の海岸でこれだけのカブトガニが死んで漂着したというのは過去に見たことがない、と九州大学大学院 生態工学研究室の清野聡子准教授は語ります。
カブトガニは生きた化石と言われ、恐竜時代からほぼ同じ姿で浅い海に生きてきました。
しかし、この夏の九州北部の海は、海面水温が平年より1℃以上高い状態が続いており、水の中の生き物にとっては生理的な代謝や、えさにしている生き物の状況にも大きな変化に繋がります。
さらに、夏の前半に台風や大雨が来なかったため、熱くなった海水がかき混ぜられなかったこともカブトガニの生息する環境に影響を与えた可能性があります。

https://www.youtube.com/watch?v=Q8OezH8YJzk

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