2017.3.31

美しい松を枯らす、小さな虫の正体とは?

美しい松を枯らす、小さな虫の正体とは?

・奈多海岸で2012年、松が約35000本枯れる被害に遭った。
・地球温暖化によって媒介昆虫であるマツノマダラカミキリの生息域が広がり、「松枯れ」を引き起こしていた。
・薬剤の散布や植樹で対応しているが、防風林としての役目を取り戻すには30年ほどかかる。

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福岡市の奈多海岸で、2012年に約35000本の松が枯れるという被害が起きました。
現在は元の姿を取り戻しつつありますが、背の低い松が多く、防風林としての役目を果たしてはいません。
この「松枯れ」を引き起こしたのは、マツノマダラカミキリという昆虫。
松枯れは木が水分を吸い上げる働きを妨げ枯れさせる線虫(マツノザイセンチュウ)をマツノマダラカミキリが媒介することによって起こります。
九州大学大学院 農学研究院 紙谷聡志准教授は『マツノマダラカミキリは昆虫なので、気温の上昇とともに全国で分布が広がり、松枯れの被害を拡大させることが分かっている。
地球温暖化も一つの要因』と語ります。
被害を食い止めるために薬剤の散布や松の植樹で対策していますが、防風林としての役目を果たすまでには30年ほどかかるのだそう。
かつての美しい“白砂青松”の景色を取り戻すことができるのでしょうか…。

https://www.youtube.com/watch?v=lRZ2b1R5LhU

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