2017.3.27

熱帯の蝶が九州に!生息域を広げる“タテハモドキ”

熱帯の蝶が九州に!生息域を広げる“タテハモドキ”

・1950年代に九州南部で増え始めた、丸い模様が特徴の蝶「タテハモドキ」は、熱帯地方に生息する蝶である。
・昆虫は温度の影響を受けて生息範囲を広げていく可能性がある。
・生態系は生物たちの相互関係で成り立つ。小さな昆虫が大きな影響を与える可能性も捨てられない。

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鹿児島市内の稲刈りが終わった後の田んぼにいたのは、丸い模様が特徴の蝶「タテハモドキ」。
熱帯で生息するはずの蝶が戦後から増え始め、1970年代は九州の南部で生息していましたが、2000年代には福岡にまで分布を広げています。
その理由には、ここ数十年の気温の上昇が関わっていると考えられています。
九州大学の農学研究院 紙谷聡志准教授は、『昆虫は温度に影響を受けて生息できる範囲が広がっていると考えるのが自然。
気温が上がれば、今まで見られなかった地域で「タテハモドキ」が見られるようになっていく。生態系は生物たちの相互関係で成り立つ。小さな昆虫が隣にいる生物に波及していくうちに大きな影響を与える可能性も捨てられない』と語ります。
人の起こす環境の変化によって生息域を変化をさせ続けていく「タテハモドキ」。
私たちの生活のあり方への警鐘を鳴らしています。

https://www.youtube.com/watch?v=NFQ3pyK98bY

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