2017.3.7

白化が進むサンゴ礁と姿を消す生き物の関係

白化が進むサンゴ礁と姿を消す生き物の関係

・2016年、石西礁湖で高い海水温が引き金となり、6割近くのサンゴが白化し、死滅した。
・サンゴのポリプを食べるテングカワハギは、サンゴが白化した後、姿を消した。
・今後もサンゴの回復速度を上回る頻度で白化の被害が続けば海の生態系は崩れてしまう。

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高い海水温が引き金となり、大規模なサンゴの白化現象が起きた沖縄。石垣島と西表島の間に広がる石西礁湖では、環境省のモニタリング調査の結果、56%のサンゴが死滅してしまいました。
さらに、白化現象によって海の生態系のバランスが崩れることも明らかになっています。1998年に起きた大規模な白化現象の後、その海域に生息したテングカワハギは、サンゴのポリプをエサにしていたため、姿を消したという報告も。
サンゴの白化現象は、そこに住む生物が住処を失うことにつながります。
琉球大学熱帯圏研究センター瀬底研究施設 技術専門職員 中野義勝さんも「今後、これ以上の頻度で白化の被害が続けば、サンゴの回復速度を上回り、サンゴ礁全体の劣化が進行する」と語ります。サンゴの白化現象は地球温暖化が海にもたらす“気象災害”の一つと言っても過言ではありません。

https://www.youtube.com/watch?v=FhV69Ah4QmE

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