2017.3.27

消滅する“藻場”。広がる海の砂漠の原因とは?

消滅する“藻場”。広がる海の砂漠の原因とは?

・豊後水道沿岸で、20年ほど前から岩肌がむき出しになる“磯焼け”という状況が発生。
・アワビなどのエサがなくなり漁獲量は激減。原因はガンガゼというウニや、比較的南方に住む魚の食害と考えられる。

ooita_kiki_2_data_855x480

豊後水道に面し、リアス式海岸が広がる佐伯市蒲江名護屋地区。
この海の岩場の表面には海藻が生えておらず、岩肌がむき出しになった海の砂漠のような状況に…。
これは多くの生物の生息地となる藻場がなくなって起こる、“磯焼け”。
20年ほど前から見られる“磯焼け”によってアワビやトコブシなどがいなくなり、それらを餌にする魚の漁獲量も近年では1/10に激減。
原因の一つは、比較的南方に住む魚などの食害で、その背景には地球温暖化による海水温の上昇があると見られています。
豊後水道南部の海水温は1968年の19.6℃から、1999年には22.3℃にまで上昇。
近年はさらに1~2℃高い状態が続いています。
このことを受け、地区の潜水漁業者たちは海中にネットを張って海藻を結び付けたり、海藻を食べる魚などの駆除で藻場の再生に取り組んでいます。
豊かな藻場のため、彼らの懸命な取り組みは続きます。

https://www.youtube.com/watch?v=XPy_U4QSL3Q

COOL CHOICE COOL CHOICE TV 九州エリア 大分 消滅する“藻場”。広がる海の砂漠の原因とは?