2017.1.25

〈うみのゆりかご〉が伝える異変

〈うみのゆりかご〉が伝える異変

・富山県氷見市の沖合のアマモ。9月の調査で藻場の7割に異変が起きていた。
・海藻には適した水温と限界の水温があり、海水温が高くなると枯れてしまう。
・藻場が消えると海水中のCO2が吸収されなくなるため、地球温暖化が進む恐れもある。

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富山県氷見市の沖合、アマモが群生する”藻場”は、海のゆりかごと呼ばれる生き物を育む大切な場所。
ところが、NPEC環日本海環境協力センターが9月に調査したところ、6月には一面に生えていたアマモが全く見当たりません。
残っていても枯れて変色したものばかりになっており、調査地点の7割にあたるアマモに異変が起きていました。
NPECの松村航さんは『海草には適した水温と限界の水温があり、限界を超えると枯れてしまう。日本でも平均水温が1℃上がって海藻が減ったという報告もある』と語ります。
アマモが繁殖できる限界の水温は30℃とされ、地球温暖化が進めば藻場が消えることも懸念されます。
海藻類は海の生き物を育むだけでなく、光合成によって海水中のCO2を吸収する役割があるため、藻場の減少はさらなる地球温暖化に繋がる恐れがあるのです。

https://www.youtube.com/watch?v=RCkLOw0ME60

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