2017.3.27

特別天然記念物「ライチョウ」が暮らす山の変化とは?

特別天然記念物「ライチョウ」が暮らす山の変化とは?

・南アルプスに暮らすライチョウは、1980年代には約700羽いると推定されていた。
・2013年の調査では約300羽まで落ち込み、今では絶滅の危険性が高い「絶滅危惧IB類」と分類。
・気候変動により高山帯にシカや猿が生息し始め、小型の猛禽類が雛を捕食している可能性も。

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南アルプスの北岳には、国の特別天然記念物「ライチョウ」が生息しています。
ライチョウは氷河期からの遺存種であり、世界で一番南に暮らすライチョウでもあります。
1980年代には約700羽いると推定されていましたが、2013年の調査では約300羽まで数が落ち込んだとされ、近い将来には野生での絶滅の危険性が高い「絶滅危惧IB類」と分類されました。
その理由は、3000m級の山に生息していなかったシカや猿が、今では生息し始めていることや、チョウゲンボウやハヤブサのような小型の猛禽類も確認されており、ライチョウの雛を捕食しているのではないかと考えられています。
気候変動がもたらす環境の変化により、野生動物は従来の生息域を飛び出し、他の種に影響を与えていく可能性もあるのです。

https://www.youtube.com/watch?v=bIx0sU14gDM

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