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ポイントを押さえて安全に!天井照明をLEDニリニューアル

リビング天井の照明器具、何年使っていますか?10年以上使っているならLEDシーリングライト※に取り換えるのがおすすめ!蛍光灯などの照明に比べて大幅に省エネできる上、明るさの調整や色みの変更などが簡単にできるのもメリット。器具の取り換えに関しては、いくつか注意していただきたいポイントがありますので、しっかりおさえて安全にリニューアルしましょう。

※天井に直接取り付ける照明器具

取り換え時の目安は約10年

照明器具は使用年数とともに劣化が進み、10年を過ぎると故障が多くなります。JIS(日本工業規格)では照明器具の適正交換時期の目安を約10年としています。ランプの交換だけでなく、照明器具全体をリニューアルしましょう。

JIS C 8105-1「照明器具-第1部:安全性要求事項通則 解説」
解説図5に基づき(一社)日本照明工業会作成

蛍光灯器具内部の安定器の例。
外からはわからなくても内部の部品が劣化していることがあります。

照明は消費電力の大きい家電

家庭内で使う電気使用量の中で、2番目に大きい比率を占めるのが照明です。今、蛍光灯照明器具を使っているなら、LED照明器具に取り換えるだけで大幅な省エネになります。蛍光灯シーリングライトの消費電力は約68W※1。LEDシーリングライトなら約34W※2と半減できます。照度調整もできるので、必要な分だけ点灯すれば、さらに省エネが可能。明るさセンサーがついているタイプなら、周りの明るさに合わせて自動的にあかりの量を調整してくれるため、より楽に省エネできます。 加えて、従来形の蛍光ランプの寿命約6,000時間に対し、LEDの光源寿命は約40,000時間。およそ6.7倍長持ちします※3。蛍光灯の照明器具は、ランプの交換が大変ですが、LEDならその手間が省けます。LEDシーリングライトを新たに購入しても、蛍光ランプの交換費用が不要になり、毎月支払う電気代も下がるので、約3年で元を取ることができます。

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LEDシーリングライトは明るさの他、色の調節機能やタイマー機能がある機種も多く、お部屋の雰囲気づくりや快適性アップにも一役買います。ライフスタイルに合わせた便利な使い方ができるのもLEDの魅力ですね。

世帯あたり電気使用量:約4.618kWh/年(2009年)
出典:資源エネルギー庁 平成21年度民生部門エネルギー
消費実態調査および機器の使用に関する補足調査より
日本エネルギー経済研究所が試算
(エアコンは2009年の日本の冷夏・暖冬の影響含む)

※1 環形蛍光ランプの消費電力はFCL40+FCL30の場合
※2 国内の代表的な照明器具の消費電力(W)を用いて比較しています。(2018年7月10日現在)
※3 ランプ・光源の寿命は使用環境や条件によってばらつきが発生します。

引掛シーリングがあれば交換はカンタン!

部屋の天井に写真のような引掛シーリングがあれば、そこに照明器具の部品をセットするだけで簡単にシーリングライトが設置できます。LEDシーリングライトのほとんどが器具とLED光源が一体化しているタイプです。約10年使って交換時期がきたら器具ごと交換となります。

引掛シーリング

電気工事はプロにおまかせ!

天井に引掛シーリングがない場合や、天井に埋め込むダウンライト、スポットライト、ブラケットなどの照明器具を取り換える際は、電気工事が必要です。安全性の面から「電気工事士法」によって、資格のない人が工事をすることは禁止されています。素人工事は漏電や火災を招く可能性があり、大変危険です。必ず販売店や工務店に依頼しましょう。

ダウンライト

組み合わせを間違えると発煙・火災の危険が!

蛍光灯照明器具は、LEDランプの装着を想定した構造にはなっていません。そのため、組み合わせを間違えると器具内の部品が異常に高い温度になり、煙が出たり、火災が起こったりするなど、事故が発生する可能性があります。組み合わせが適正かどうかは、メーカーや販売店に問い合わせたり、パッケージや取扱説明書で確認しましょう。

〈注!〉もしLEDランプを使用して蛍光灯器具が故障しても、照明器具メーカーの保証対象外になります。メーカー保証は蛍光灯照明器具にメーカーの指定する蛍光ランプを取り付けた場合にのみ適用されます。LEDランプに交換した場合、照明メーカーは責任を負うことはできません。ご注意ください。

参考資料:「あかりの日」委員会「住まいの照明 省エネBOOK」

■ 「LED照明」の基礎知識はこちら

■ 「LED照明」の活用法はこちら

■ 「LED照明」への交換時の注意点はこちら

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