2016年5月30日
環境省では、省エネ・低炭素型の「製品」「サービス」「行動」など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を、関係省庁や様々な企業・団体・自治体等と連携しながら推進しています。
「COOL CHOICE」の更なる認知度向上を図り、身近な生活のなかで、未来のために、今選択できるアクションへの参加を呼びかけるため、今回株式会社セブン-イレブン・ジャパンと下記のとおり連携施策を実施することとしましたのでお知らせします。
株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、「COOL CHOICE」のロゴを現在使用しているパッケージに入れたおにぎり・サラダ(環境負荷を軽減したパッケージ技術を採用)とプライベートブランドのコーヒー(間伐材や再生材料を使用)を2016年6月より順次販売します。
①おにぎり(2015年度年間売上げ個数21億個)
セブン-イレブンで販売しているおにぎりのパッケージは、2016年4月12日(火)より、“植物性インキ”使用のものに変更しております。
“植物性インキ”は、米ぬかから抽出する米ぬか油の非食品部分を原料としており、従来の石油を原料としたインキと比較し、年間約60㌧のCO2排出量を削減するなど、環境負荷の削減が期待できます。また、品名ラベルの紙を約25%削減し、年間約40㌧の紙使用量の削減が見込まれます。
②サラダ(2015年度年間売上げ個数4.2億個)※一部商品を除く
セブン-イレブンでは、2014年4月から順次、オリジナルのサラダ容器を再生材料やバイオマス材料に切り替え始め、2015年12月に全ての切り替えを完了し、年間約1,652㌧のCO2排出量の削減が見込まれます。
再生材料とは、市場で回収された使用済みペットボトルや、透明ペット容器を洗浄し、再資源化したものです。バイオマス材料とは、植物由来のプラスチック材料です。
③セブンカフェ(2015年度売上げ杯数8.5億杯)
2014年5月から順次、ホットカップ容器の一部に間伐材を含む紙を使用し、間伐推進の普及と間伐材の利用に貢献していただいています。2015年11月には全ての切り替えを完了いただいております。また、アイスカップ容器のふたには再生材料を使用していただいております。
セブン-イレブン・ジャパンでは、このような省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動を選択することが「COOL CHOICE」アクションのひとつであることを発信していただきます。