暮らしかた冒険家 伊藤菜衣子さんが行く!イゼッチハウス北海道 体験宿泊レポート
今回伊藤さんが体験宿泊したのは
所在地:北海道北広島市共栄町4-12-4
間取り:4LDK
モデルハウス詳細
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/jutaku/zeh/2018/00.html
今回伊藤さんが体験宿泊したのは
所在地:北海道北広島市共栄町4-12-4
間取り:4LDK
モデルハウス詳細
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/jutaku/zeh/2018/00.html
さて、家の性能が上がるとどんなことが起きるのか、見てみましょう。
子育てをしていると、周りの目を気にしたり、仕事との両立のために急かしたり、子どもの体調を心配する裏返しなどなど、常に怒りがちにいろんなことを子どもに言っているものです。働く親のほとんどの方がそうだと思いますが、平日子どもと一緒にいられる時間は、ほんの数時間。その貴重な時間のお小言が占める割合と言ったら、けっこうなものですよね…。そして自己嫌悪になるという悪循環を経験しているのは、わたし1人ではないと思いたい今日この頃です(笑)。
今回、断熱エコハウスを体験して、改めてこの無駄な時間の一部を省けてしまうんだなぁ、ということにハッとしました。出張先のホテルなどで周りを気にして「ちょっと静かにして」というセリフを息子によく言ってしまうのですが、今回の宿泊体験はそんなセリフとは縁遠い安心感に包まれていました。
断熱材で覆われた家は遮音性が高く、音が漏れにくい(集合住宅も世帯ごとの壁を遮音性の高いものにすることで、音が伝わりにくくなります)。そして、一日中温度が一定で、春のような状態がキープされているので風邪もひきにくい。そして、家中温度ムラがないので、ドアを閉める必要もほぼないのです。家の中から「しなければいけないこと」を減らし、子どもとの時間の「質」を高めてくれるのも「家」の役割なんだなぁ、ということを、もっと多くの子育て世代と共有できたら、と思いました。
息子が2歳くらいまでは、子育てが永遠に続くような気がしていたので、その質に関して考える暇もなかったのですが、4歳にもなると彼には彼の世界ができつつあり、一緒に過ごせる時間は有限なのだなぁ、と感じるようになりました。日々の貴重な時間を、イライラ声で埋め尽さないで、息子と朗らかに過ごすためにも、家って頼りになるなぁと、再確認しました。 あとは、断熱性能の高い家では洗面所に置いていた化粧ポーチのマスカラやオイルが固まらないなんていう、日々のちょっとした困ったことも解消できちゃいます。
暮らしや子育てが豊かになりながら、環境にも良いといういいことづくし。自分と子どもの現在と未来への投資として、最高です。これから支払う光熱費が安くなる分で、高断熱化の施工費用は賄えるそうなのでマイホームの予定がある方は、ぜひ検討してみてください。
伊藤 菜衣子
暮らしかた冒険家/クリエイティブディレクター
「未来の"ふつう"を今つくる」をモットーに活動中。あらゆることを実現するためにSNSを駆使し、未来の暮らしを手繰り寄せていく様を、坂本龍一氏は「君たちの暮らしはアートだ」と表す。2014年、札幌国際芸術祭参加。2017年、初監督作品映画「別れかた暮らしかた」を発表。編集と執筆を手がけた「あたらしい家づくりの教科書」「これからのリノベーション 断熱・気密編」など。
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