G20環境大臣会合及び気候・エネルギー大臣会合が行われました
令和3年7月22日(木)及び23日(金)にG20環境大臣会合及び気候・エネルギー大臣会合が、イタリア・ナポリで開催され、小泉環境大臣等が出席しました。
G20は、G7参加国のほか主要新興国等が加わり、金融や貿易、エネルギー等の世界経済問題について議論し、世界経済の安定と持続可能な成長を図ることを目的とし、毎年持ち回りで、サミット(首脳級会合)と閣僚級会合が開催されています。
2019年に日本が議長国として開催した「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」が、G20として初めてのエネルギー大臣と環境大臣が一堂に会する会合でした。
今回の会合では、イタリアが議長を務め、22日の環境大臣会合において自然環境や海洋プラスチックごみ、循環経済について、23日の気候・エネルギー大臣会合において持続可能な復興とエネルギー移行等について、それぞれ議論を行い、コミュニケ(共同声明)をとりまとめました。
出席者等
- 議長
- イタリア ロベルト・チンゴラーニ エコロジー移行大臣
- 参加国
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G20各国、及び招聘国3カ国の環境大臣等
- G20
- 日本、イタリア、カナダ、ドイツ、フランス、英国、米国、EU、アルゼンチン、豪州、ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、ロシア、南アフリカ、サウジアラビア、韓国、トルコ
- 招聘国
- オランダ、シンガポール、スペイン
日本からは、小泉環境大臣、鷲尾外務副大臣、長坂経済産業副大臣が出席しました。
今回の会合では、以下の議題が議論され、コミュニケにまとめられました。コミュニケの詳細や、小泉大臣の発言内容は関連リンクから御覧いただけます。
議題
- 環境大臣会合
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- 自然資本(Natural Capital to Protect and Manage)
- 資源利用(Joint Efforts for Sustainable and Circular Resource Use)
- 気候・エネルギー大臣会合
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- 都市(Cities and Climate Action)
- 持続可能な復興とエネルギー移行(Sustainable Recovery and Clean Energy Transition)
また、会合に合わせ、以下の各国大臣等とバイ会談を実施しました。
- 米国 リーガン環境保護庁(EPA)長官
- EU ティマーマンス副委員長
- 米国 ケリー気候特使
- EU シンケビチウス環境委員