「河川内樹木及びダム流木のバイオマス利用の手引」を作成しました!
環境省では、国土交通省と連携し、既存インフラを活用した再生可能エネルギーの普及加速化を図る取組の一環として、河川内の樹木、ダム流木等をバイオマスとして利活用するために、河川内樹木やダム流木がどのようなものか・バイオマス利用にあたりどのような手続や調整が必要かといった基礎知識を解説するものとして、「河川内樹木及びダム流木のバイオマス利用の手引」(以下「手引」という。)を作成しました。
分かりやすく読み応えのある内容となるよう作成しましたので、バイオマス発電事業者、チップ化事業者、⼀般廃棄物処理施設などのバイオマス受⼊側と、河川やダムの管理者といったバイオマス排出側をはじめ、
- 河川内樹木、ダム流木、バイオマスについて、そもそもどのようなものか、どれくらいあってどんな種類があるのか知りたい
- バイオマスとしての品質は実際どうなのか知りたい
- 法律や制度等どんな規制があって利用するためにはどのような手続きが必要なのか知りたい
- どのような利用者がいてどのように提供されるのか、実際の事例が知りたい
という方等、皆さまに広くご覧いただければ幸いです。
本手引の情報の周知を通じて、河川内樹木やダム流木など、利活用が十分に行われていないバイオマスに関心を持っていただき、地球温暖化対策や資源の有効利用につながることを目的としています。
本手引のほか、これまでの成果を環境省HP「既存インフラ等を活用した再エネ普及加速化事業」にて公表しておりますので、ぜひご活用ください。
テーマ | 概要 |
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1.既存ダム |
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2.砂防堰堤 |
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3.水力発電の活用促進の可能性 |
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4.河川付近のバイオマス利活用 |
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今後ともこの事業成果を、既存インフラを活用した水力発電事業や河川付近のバイオマス利活用等に活用いただけるよう、分かりやすく情報発信していきます。