ガラス製作での都市油田(リサイクル廃食油)の有効利用
豊かな暮らしを支える製品・サービスで後押し
内容
ガラス工房を36年経営しています。吹きガラスに必要なガラスを溶かすため燃料に「リサイクル廃食油」を使用しています。12年前まで灯油(地下資源)を使っていましたが、リサイクル油を集荷し、燃焼装置の開発をしている設備会社の協力を頂き、現在は100%の廃食油でガラスを溶かしています。
この取り組みにより年間50トンのCO2削減に成功しています。この量は工房から排出されているCO2の約70%になります。残りの30%を削減するため、LEDランプを使用したり、植林活動に寄付(約100本分)することでCO2排出「0」の工房を目指しています。こういった取り組みに対して、『2011地球温暖化防止活動環境大臣表彰』を受賞しました。
家庭や飲食店等からの廃食油を私は「都市資源」、「都市油田」と言っています。同業者にもこの取り組みを伝え広げていきたいと思っています。