国産木材を活用する自社生産拠点本格稼働

国産木材を活用する自社生産拠点本格稼働の写真

豊かな暮らしを支える製品・サービスで後押し

団体名

MEC Industry株式会社

内容

MEC Industry(株)は、2020年1月、「木(もく)」を活用する社会の実現を目的として、三菱地所(株)を含む7社の出資を受け設立。2020年1月の設立以来、鹿児島県姶良郡湧水町に国産木材を活用するための自社生産拠点となる工場の建設を進め、原木の調達から、製材、製造、加工、販売までを一気通貫で担う工場が2022年6月より本格稼働しています。
 自社工場では原木調達からCLTや2×4パネルなどの製造と、それら木材を活用した木質建材やプレファブリケーション化した戸建住宅の製造まで行います。これらの製品を通じて国産木材の利用を拡大することは、森で吸着した炭素をまちに固定化することにつながり、脱炭素社会の実現に加え、伐採適齢期を迎える国内人工林の循環を進めることで、グリーンインフラとしての働きや、生物多様性・自然資本の維持・向上へ貢献することも期待されます。