インセンティブや情報発信を通じた行動変容の後押し, 地域独自の暮らし方での後押し
内容
北海道における家庭部門の温室効果ガス排出量は、全国の約1.6倍となっており、エネルギー種別では、灯油が45%を占めています。また、積雪寒冷な北海道では灯油暖房の利用が多く、道民の約65%が灯油を熱源とする暖房機器を利用しています。
こうした中、道では、北海道電力からの提案を受け、ゼロカーボン北海道の実現に向けた協働の取組として令和4年4月から「省エネエアコンの普及拡大と効果的な利用促進」に関するタイアップ事業を実施しており、令和4年10月からは、寒冷地エアコンの普及促進キャンペーン「グリーンライフプロジェクト」を展開しています。エアコンの暖房機能を活用して灯油暖房の利用を控えることで、温室効果ガス排出量の削減を図るとともに、高効率機器への切換えを促し家庭での省エネの取組を加速することを目的に、抽選で省エネ家電が当たるインセンティブも付与しながら、寒冷地エアコンの普及とエアコン暖房の活用を呼びかけています。