温泉旅館の脱炭素の取り組み

温泉旅館の脱炭素の取り組みの写真

地域独自の暮らし方での後押し

団体名

公益社団法人国際観光施設協会

内容

小さなエネルギーでエコロジカルに施設を運営する「エコ・小」活動を10年間継続し、環境省「節電・CO2削減のための実践促進モデル事業」や観光庁「宿泊業の生産性向上推進事業」など10余りの事業などで、全国で100軒余りの温泉旅館の実態調査を行いました。
 温泉旅館はエネルギー利用の無駄が多く、利用客1人当たりCO2排出量は30~35kg/日と、家庭の10倍になり、昨今のエネルギー価格高騰で経営を圧迫しています。地球温暖化防止対策で宿泊施設の脱炭素化には無駄を無くし、設備を改善し、温泉、水、風などの地域エネルギーの利用有効に舵を切ることです。
 1人当たりCO2排出量を自動計算する水光熱使用量データシートに記録し、リアルタイムの見える化を行い、地域毎の技術者支援制度を作ることが必要です。利用客1人当たりCO2排出量15kgなど一定基準を達成した施設には脱炭素アワードを授け社会的評価を付与したいです。

内容に関する情報ページURL

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