内容
三井住友建設株式会社は、水上設置型の太陽光発電用フロートシステムを開発しました。
日本全国で太陽光発電の導入が進み、陸上では事業適地が減少しているなか、各地で未利用となっている水面(ため池、貯水池、湖、ダム、工業用水池など)を利用することを目的に作られたシステムです。
水上は日射を遮るような障害物が少ないうえに、水による冷却効果で太陽光パネルの温度上昇が抑えられることから、陸上よりも高い発電効果が期待できます。
水上での太陽光発電は、今後、売電事業をはじめ、施設における電力自家消費、非常時電源、地域の分散電源、さらに海外における電力インフラが整っていない地域での電源など、さまざまな用途で普及していくものと考えます。
当社は、このような多様なニーズに積極的にお応えし、本システムを通じて“脱炭素につながる新しい豊かな暮らし”の実現に貢献してまいります。