全国初!公道での自動運転バス定常運行

全国初!公道での自動運転バス定常運行の写真

豊かな暮らしを支える製品・サービスで後押し

団体名

茨城県境町

内容

利根川と江戸川の分岐点に位置する境町は、江戸時代に人・ 物の交流拠点として栄えていましたが、近年は人口減少と高齢化が進み、将来負担比率は180%を超え、財政破綻寸前でした。本町では、こうした状況を脱却し、地域活性化を促進するため、「財政再建」、「人口減少対策」、「ひとの創生」という3つの柱を掲げ地域活性化の諸施策に積極的に取組み効果が上がりつつありますが、いまだ課題として挙げられるのが、公共交通網の脆弱性です。境町には鉄道の駅がなく、車がないと生活できず、ご高齢の方が免許を返納したくてもできなりました。
 そこで、令和2年11月26日より、自治体では全国初の公道での自動運転バス定常運行を開始しました。現在、町民や事業者のご理解やご協力を得て電気自動車を活用した公共交通が町民の足として定着しつつあり、運行開始から約1年半が経過した令和4年の7月19日には、乗車人数が1万人を突破するなど、住民の足として定着しつつあります。