内容
ゼロカーボンシティを宣言している宗像市では、株式会社LIXILと協定を結び、PV(太陽光発電)ロールスクリーンシステムの実証を行っています。
株式会社LIXILのPVロールスクリーンシステムは、夏場の日差しを遮る遮光性など、従来のロールスクリーンとしての機能に加え、冬場の窓からの冷気を抑制する断熱性や発電・蓄電・給電機能を兼ね備えており、災害時における対応力強化や省エネ効果が期待される製品です。
災害時の避難場所にも指定されている中学校をはじめ、市内の施設にPVロールスクリーンシステムを設置し、従来の窓辺で期待される機能としての遮光性や断熱性だけでなく、災害時における電源確保の有効性を確認するほか、学習用タブレットなどの電力源として利用し、省エネ効果を確認します。太陽光発電が身近な製品で取り入れられることを体験することで、子どもたちの教育や啓発にも繋がると期待を寄せています。