ありがち?冬のオフィスは●●●●!?

朝も出勤時、オフィスに入ると…いきなり広がる、むわっとした空気。
「あれ、今、夏だっけ?」と言いたくなるくらい、暖房効き過ぎのオフィスもありますよね。

(AH86/iStock/Thinkstock)

■この部屋、暑すぎない…?

実際、全国20代〜60代の男女有職者661名を対象に、「冬のオフィスの室温」について調査を実施したところ、37.5%の人が「暖めすぎていて暑い」と思うと回答しました。

働く人の3人に1人は、「うちの会社、暖房かけすぎ…」と思っているんです。なかには、「オフィスの中では半袖で過ごせる」「外と中の温度差で、いつも体調を崩す」という人も。
エネルギーも電気代も無駄遣いしている上に、健康にまで悪影響を与えていたら…それって、本末転倒ですよね。

また、暖房のかけすぎのせいで、もう1つ「つらい」ことが起きているんです。


■このオフィス、乾燥しすぎ!

それは、お肌や喉の大敵・「乾燥」
冬のオフィスは乾燥がつらい、と感じている人は59.9%もいるんです。

男女別の結果では、男性が50.3%で、女性はなんと、79.9%! どんなに家で化粧水やクリームを使って乾燥肌対策をしても、1日過ごすオフィスが乾燥していたら…その努力も無駄になってしまうかも。
男性も肌のカサカサや、ドライアイに苦しむ人も少なくありません。

さらに、空気が乾燥すると風邪やインフルエンザになりやすいんです。ウイルスの活性を抑え、感染しにくくするには湿度50%前後が必要と言われています。
あたたかい飲み物を摂って、その湯気で喉の乾燥を防ぐ。という自衛手段もできますが、やはり限界がありますよね。

最近ではUSB電源やペットボトルタイプなど、卓上の加湿器もたくさん出ています。
また、お花や可愛い動物の形にカッティングされた、加湿できるペーパー(ペーパー加湿器)はご存知ですか? 加湿用に飾ってみると、オフィスのデスクがぱっと華やかになりますし、電力を使わないエコな加湿方法なのでさらにお勧めなんです。

ただ、オフィスの温度等の管理は、一職員の判断で変更が出来ない場合が多いですよね。窓を開けて換気をするにも、周りの方の目が気になってしまい、ついつい遠慮してしまうことも…。

是非とも、温度等の管理に携わっている方にこの記事を共有して、
ウォームビズで推奨している「室温20度」を目安に、コストを抑えつつ、快適な職場環境を目指しませんか?


【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代〜60代の有職者男女661名


「ウォームビズ」とは

環境省は暖房時の室温を20℃で快適に過ごすライフスタイル「WARM BIZ」を推進しています。
「20℃」は目安です。暖房の適切な使用をお願いします。
(身近に温度計を置くことをおすすめします。)
◆ウェブサイトはこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/warmbiz/index.html


「COOL CHOICE(=賢い選択)」にご賛同ください。

「COOL CHOICE」は、CO2などの温室効果ガスの排出量削減のために、低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルを賢く選択していこうという取り組みです。
ウォームビズも「COOL CHOICE」の一つです。
未来の地球のために、「COOL CHOICE」に賛同して、できることから始めてみませんか?
◆ご賛同はこちらから
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/join.html


余分な暖房を止めて、みんなでひとつの部屋、場所に集まることでエネルギーを節約するのが「ウォームシェア」。
たとえば、個別の部屋の暖房は止めて街へ出かけて、図書館や博物館、児童館などの公共施設、レクリエーション施設などを利用すれば、全体としてエネルギーの使用量を抑えることができます。
詳しくは「ウォームシェアについて」のページをご覧ください。